この度リプロネクストでは、下越酒造株式会社様のオンライン酒蔵ツアーを制作させていただきました。
酒蔵ツアーは、普段の酒造見学と同じコースでGoogleストリートビューに掲載しています。
今回の記事では、オンライン酒蔵ツアーを実際に体験した感想と導入メリット、活用方法をまとめています。
オンライン酒蔵ツアーに興味がある方、Googleストリートビューのプロモーション活用を考えている方はぜひ、参考にしてください。
Googleストリートビュー(インドアビュー)とは、店舗や施設などを360度パノラマで紹介できるサービスです。特に、屋内を紹介するものは「インドアビュー 」と呼ばれます。
Googleストリートビューは、パソコンやスマートフォンから誰でもアクセスが可能。まるでその場所にいるかのような感覚で、ユーザーに店舗や施設内部の様子を見てもらえます。
さらに、活用シーンが多いのも特徴。Googleマップに公開し、地図アプリを使用するユーザーに情報を届けるほか、自社のHPに公開し、集客向けのツールとしても使えます。
続いて、オンライン酒蔵ツアーを導入するメリットをご紹介します。メリットは下記の3つ。
詳しく見ていきましょう。
リアルな酒蔵ツアーを行う場合、足を運ぶのが難しい遠方の方や、日程が合わずに見学に行けない方にはアプローチが困難。さらには見学人数に制限があったりと、多くの人に魅力を届けられない場合もあるのではないでしょうか。
その点、オンラインなら、好きな時間に好きな場所からツアーに参加してもらうことが可能です。
ユーザーは自宅でリラックスしながらアクセスできるので、酒蔵ツアーに参加するハードルも下がるでしょう。
また、コンテンツには人数制限はなく、一度制作すれば何度でも使用可能。
リアルな工場見学では必要だった案内係や受付を置く必要もありませんので、人件費削減にも繋がります。
日本酒づくりは、基本的に12~3月の寒い季節に行われます。現地見学が仕込みの時期と異なる場合や、仕込み風景の見学を行っていない蔵でも、オンラインであれば見学してもらえるという方法があります。
この場合は季節や気候に左右されることなく、現場の雰囲気を届けられます。見られない場所も見てもらうことで、ユーザーの興味関心に繋げられるでしょう。
これまでお客様が商品を購入する流れは、商品やサービスに価値を見出す「モノ消費」がほとんどでした。
しかし最近では、体験に価値を見出す「コト消費」へ変わってきています。
つまり、日本酒の味や価格を重視するよりも、どんな人がどんな場所で、どんな想いで造っているかを重視する流れに変わってきているのです。
オンライン酒蔵ツアーなら、このように変化する顧客ニーズに合わせて、酒造りの背景やストーリーを届けられます。
今回の下越酒造様からのGoogleストリートビュー導入のご依頼は、
「どのような環境で日本酒を作っているか広く紹介したい」という強い想いからのものでした。
新潟県外や海外の方向けに日本酒販売を増やしたいということで、作り手の様子を見てもらいながら興味を持ってもらえたらということです。
オンライン酒蔵ツアーを通して、現場の様子や従業員の皆さんの思いを感じていただけると嬉しいです。
では早速、オンライン酒蔵ツアーの様子をご紹介していきます。
現地ツアーと同じコースを撮影しているので、リアルな酒蔵ツアーと同じように酒蔵を体験できますよ。
まず「下越酒蔵株式会社」の入り口から中に入っていきます。
入り口から奥へ進んでいくと、右側に大きなタンクが現われます。
視点を上に向けると大きさがわかるので、上下に動かしながら見てみてください。
さらに奥へ進むと、日本酒の原料のお米が入った袋が積み上がっているのが見えます。
お酒造りにはたくさんのお米が必要ということがわかりますね!
続いて、階段を登って2階に上がりましょう。
2階に上がり左側の空間に入ると、大きな機械が現れます。
日本酒の製造工程で大切な「連続蒸米機」と「放冷機」がです。巨大な機械は迫力がありますね!
酒蔵ツアーでしか見られないので、ぜひ細部まで見てみてくださいね。
2階は右側へ進むと、仕込み作業中の様子が見られます。
現場で作業を行う社員さんの様子も写っているので、自分もその中の一人になったかのような感覚でツアーを楽しめます。
3・4階は発酵の段階。
タンクの中をかき混ぜる様子も、オンラインならタンクの上からの視点で見られます。
実際に作業している人が写っていると、その場の空気感もリアルに届けられますね。
普段見ることができない酒蔵の様子も、オンランツアーなら現場の雰囲気をそのままに紹介できます。
ここで紹介したものを動画でまとめたものもあるので、そちらもぜひご覧ください。
▼▼オンライン酒蔵ツアーの動画はこちら
オンライン酒蔵ツアーは様々な活用方法があります。
ここでは、おすすめな活用方法を3つご紹介します。
オンライン酒蔵ツアー動画なら、QRコードを発行して名刺への掲載が可能です。
QRコードを読み取ればすぐにコンテンツを体験してもらえるので、外出先でも素早く酒造のPRができるでしょう。
さらに名刺だけでなく、チラシやパンフレットなどの他の紙媒体にも掲載可能。ユーザーの年齢やニーズに合わせて、幅広いアプローチができるのです。
オンライン酒蔵ツアーは、酒造の設備や空間をそのまま届けられます。そのため、日本酒のイベントやプロモーションの際のPRツールになるでしょう。
また、日本国内のみならず、海外のイベントに参加する場合にも有効です。
Googleストリートビューやオンラインツアーは全国どこからでも利用可能なので、海外の方にも魅力を届けられます。
蔵の歴史や製造工程を知ってもらい、関心・興味に繋げればインバウンド効果も期待できるでしょう。
Googleストリートビューは、Google検索やGoogleマップにも掲載されます。
スマートフォンの普及により、インターネットから情報を調べる人が増えつつあります。
場所の確認や行き先を調べる際に、Google検索やGoogleマップを利用する方も多いでしょう。
検索エンジンやGoogleマップからもアプローチできるので、集客ツールとしても力を発揮します。
Googleストリートビューなら、現地に足を運ばなくても酒造見学が楽しめます。
普段と違った視点から魅力を届けることもできるので、リアルなツアーよりもひとつランクアップしたツアーになるでしょう。
Googleストリートビューを利用してオンライン酒蔵ツアーを導入してみると、アプローチの幅が広がるかもしれません。
制作する際は、酒造りのこだわりや良さが伝わるようなオンライン酒蔵ツアーを目指しましょう。