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用語解説
2019.10.17

5Gで何が変わるのか?【1G〜4Gまでの変化も一挙紹介】

5Gで何が変わるのか?【1G〜4Gまでの変化も一挙紹介】

携帯電話やPC、さらには車に搭載されているカーナビや時計、テレビに至るまで今、あらゆるモノが通信システムを通じてデータや情報のやり取りをしています。その通信システムが、日本では2020年から「5G」へと進化を遂げます。

 

5G(第五世代移動通信システム)とは

出展:NTT

「5G」という言葉、どこかで聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。これは、「第五世代移動通信システム」のことで、日本では2010年から開発が開始され、2020年の実用化に向け準備が進められています。5Gの「G」とはGeneration(世代)という意味で、これまで1G~4Gが登場してきました。
そこで今回は、これまでの通信ネットワーク・システムがどのように変化し5Gが実用化された時にどのような変化が起こるのか、みなさんにご紹介していきたいと思います。

 

これまでの移動通信システム1G~4G

[1G] アナログ時代

出展:oricon news

80年代から90年代にかけてアナログ無線技術を用いたモバイルネットワークが実現し、移動可能な電話が登場しました。当時は、通話音声をアナログのFM変調によって電波に乗せるという仕組みでした。つまり、データ通信は存在せず、通話機能のみ。ノイズに弱く、盗聴されやすかったという難点もあったそうです。
90年代になると、無線技術のデジタル化が進み、デジタル無線技術を用いたモバイルネットワークが標準化。持ち運びしやすいサイズの携帯電話が登場しました。

 

[2G]デジタル化とデータ通信

出展:ITmediaMobile

デジタル無線によるデータ通信システムが第2世代(2G)となります。ここから、メールをはじめとする携帯データ通信の利用が本格化しました。国内では、1999年にNTTドコモがiモードを開始し、各種の情報提供やインターネットメールを携帯電話で使えるようになり、携帯データ通信の利用が一気に広がることとなりました。

[3G]国際標準化


1G・2Gでは地域ごとに別々の技術で商用サービスが始まったので、当時の携帯電話はその地域限定でしか通信ができませんでした。しかし、国際連合の専門機関であるITU(国際電気通信連合)が標準化を進め、世界中で1台の携帯電話を使えるようになったのが3Gです。
さらに、国際標準化だけでなく、高速化も実施されました。当初2Mbpsを目標に開発されていましたが、2000年代には10M~20Mbpsほどにまで高速になったデータ通信が実用化されました。

[4G]さらなる高速化とスマホの登場

出展:Apple

特徴としては、50Mbps~1Gbps程度の超高速大容量通信を実現した点。さらに、無線LANやWiMAX、Bluetoothなどと連携し固定通信網と移動通信網をシームレスに利用できるようになりました。そして、スマートフォンの普及が大幅に拡大することとなりました。
ちょうどいま、私たちが使用しているのがこの4Gというわけです。(2019年現在)

5Gで何が変わるのか

いま、家電や車などのIoT(モノのインターネット)のように、これまで無線ネットワークにつながっていなかったさまざまなものが、ネットワークにつながるようになっています。これまで以上に、「一度につなぐことができる通信機器の数」を大幅に増やす必要性が出てきたということです。

今回の5Gでは、これまで使われていなかった周波数帯域を活用することで、高速化と大容量化を実現する技術です。
5G回線下では、これまで実現不可能だった様々なサービスが可能となります。例えば車の自動運転や、リアルタイムの3D通信など。これまで通信に時間がかかっていた大容量のデータがこれまでの100倍近くの通信速度で処理されることにより、あらゆることが可能になるんです。

特に3D通信が実現することにより、リアルタイムの3Dスポーツ中継や、遠隔手術、遠隔介護などこれまでタイムラグがネックとなっていた3D通信に付随するサービスが次々と可能になっていくと考えられます。

まとめ

移動通信システムはこれまで、すさまじいスピードで進化してきました。それぞれの段階で実現することが増え、私たちの生活もそれによって大きく変化してきたと思います。
5Gの登場によって、これまで想像もできなかった未来の社会がこれから実現していくと思うとなんだかわくわくしてきますね。