2022.11.14

長岡市IoT推進ラボ様が「CEATEC 2022」に出展。「技術習得VRコンテンツ」を紹介

2022年10月18日〜21日に幕張メッセにて開催された「CEATEC 2022」に長岡市IoT推進ラボ様が出展し、リプロネクストが制作を担当している「技術習得VRコンテンツ」が紹介されました。

長岡市IoT推進ラボについて

経済産業省が、地域におけるIoTプロジェクト創出のための取り組みとして支援している「地方版IoT推進ラボ」。

日本海側有数の工業都市として知られる長岡市では、製造業にフォーカスし、生産性向上・労働人口の減少や若手人材不足などの課題をデジタルの力で解決すべく、IoTセミナー・人材教育・企業への個別相談などを実施。市内製造業全体の共通課題である「見積もり」「技術・技能の見える化」「日報のデータベース化」についてワーキンググループを設置し、課題解決に向けて取り組んでいます。

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「技術習得VRコンテンツ」について

長岡市IoT推進ラボ様とリプロネクストが協働で開発を進めている「技術習得VRコンテンツ」。

製造業における業務の中には、機械による代替が困難で、人がスキルを習得するまでに相当な時間を要するものがあります。しかし、人口減少の影響もあり、その担い手は減少。技術を伝えていくための時間や労力も課題となっていました。

そこで技術の習得期間の短縮や教育コストの低減を目的として開発しているのが「技術習得VRコンテンツ」です。

第一弾では、精密測定器の製造・販売を行う株式会社大菱計器製作所様の「きさげ加工」（※）技術を学ぶコンテンツを制作しました。

（※）きさげ加工とは…マクロ的には平面でありながら、多数のミクロンレベルのくぼみをつけ、平面間の滑らかなすべりを実現する工程

VRヘッドセットを装着しながら360°映像を視聴することで、先輩の技術を隣で教わっているような疑似体験が可能に。現場では、技術習得に向けた予習・復習用のコンテンツとして活用いただいています。

▶︎▶︎制作実績：長岡市IoT推進ラボ 様【きさげ技術継承VRコンテンツ】

また、「技術習得VRコンテンツ」の第二弾を現在制作中です。長岡市で代々受け継がれてきたモノづくりを未来に繋ぐ一助となるよう「技術の見える化」に努めてまいります。


今回、アジア最大級のIT技術展示会である「CEATEC」にて「技術習得VRコンテンツ」が紹介されたことを私たちも大変嬉しく思っております。
日本が誇るモノづくりにおける課題解決にお役立てできるよう、コンテンツをアップデートしてまいります。