※2021年11月4日より「Googleマイビジネス」は「Googleビジネスプロフィール」に名称変更しています
この記事のダイジェスト
■Googleビジネスプロフィールの新機能「初回特典」が登場
■初回特典の作り方は簡単!実際の事例つき
■ユーザーの情報収集の将来性は検索からストックに変化していく⁉︎
2019年6月末にGoogleビジネスプロフィールに新機能「初回特典」発行が追加されました。
お店・会社ともに知っておくと便利なことなので説明から操作方法まで紹介します。
さらに、この機能追加は、Googleの流れも反映されていると予測できるため、Google検索の今後の流れも予測していきます。
ビジネスをフォローしているユーザーに初回特典(クーポン)の発行が可能です。例:新規フォロワーはドーナツを20%引きで購入できるなどを作成し、新しい顧客の獲得を実施することが可能です。
スマートフォンでGoogle検索をした際にお店・会社に「フォロー」ボタンが表示されています。ユーザーはこのフォローを行うことで、ビジネスに関する最新情報を取得することが可能になります。
※2019年7月時点では、ユーザーがPCやスマートフォンでもブラウザから検索した場合には、フォローボタンは表示されず、Google検索・Googleマップアプリからの場合のみ表示されます。
普段、車や歩いているとオープン前のお店を見つけることがあり、何ができるのか?いつオープンなのかを検索したことはないでしょうか?
このオープン前のお店は、Googleビジネスプロフィールの初回特典を活用することがおすすめです。
※Googleビジネスプロフィールはオープン予定日の90日前から活用が可能です。
お店の集客はオープン直前、またはオープン後に考える方がとても多いですが、オープン前からGoogleビジネスプロフィールを活用することで、認知度アップや今どんな準備をしているか投稿することでファン(フォロー)を増やすことが可能です。
そして、オープンが近づいたら初回特典で「○○プレゼント」という告知を行えば、オープン日から行列が絶えないということも決して夢ではありません。
お店がオープンしてからは、忙しくなると思うのでGoogleビジネスプロフィールや初回特典はオープン前に済ませるのがおすすめです。
初回特典がおすすめなビジネスのもう一つは、購入までの検討に時間がかかる商品を扱っている場合です。
例:住宅・不動産会社/リフォーム/車など
購入までに時間がかかる商品を販売している場合には、ついつい営業マンからアプローチをしたくなりますが、消費者からすると「自分から情報収集はしたいけれど、まだ検討段階だから営業はされたくない」という方も多いです。
そういった潜在客は、目に見にくいですが将来のお客様になる可能性が高いです。
初回特典クーポンでは、「イベントで○○プレゼント」「決算クーポン」など潜在客とのWEB上のつながりを持つことができます。
新規顧客の開拓にGoogle検索・Googleマップが活用できるという部分は、非常に魅力的です。
Googleビジネスプロフィール初回特典の発行方法を紹介していきます。(画像は「リプロネクスト 東京オフィス」です)
とても簡単にしかも3分あればできる内容なので、是非試してみてください。
「Googleビジネスプロフィールアプリ」 → 「プロフィール」で上記画面が表示されるので、「初回特典」を選択します。
初回特典画面に進むと上記画面が表示されますので、必要項目を入力して「プレビュー」で確認します。
プレビューで問題なければ、いよいよ公開です。
リプロネクスト東京オフィスの初回特典は思いつかなかったので、「藤田に食事をごちそうしてもらえる権利」にしました。BtoBビジネスにフォローする人はあまりいないと思い、ふざけています。誰か使ってあげてください。
Googleビジネスプロフィールの「初回特典」について事例と作成方法について紹介しましたが、この「フォロー+初回特典」という方法は、これまでのGoogle検索・Googleマップとは少し考え方が異なります。
Google検索・Googleマップは、興味がある・必要な時に行動を起こす、能動的なツールでした。
しかし、「フォロー+初回特典」など最近のGoogleビジネスプロフィールは、受動的な要素も含まれており、SNS的な役割に近づいています。
Google検索は、あまりにサイト数が多く、Google検索特有のアルゴリズム(ロボット)でもユーザーのニーズに応えることが難しくなってきたのかもしれません。
最近では、Google検索は広告やアフィリエイトばかりが表示されるから、TwitterやInstagramでお店・商品名で検索してリアルな声を求めている人も増えています。
今後、Googleがどういう行動をしていくのか、Googleビジネスプロフィールがどこまで進化していくのか注目です。