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リプロネクストの社長ブログ

ベンチャーの採用活動|理想と現実

リプロネクストでは、デザイナー/動画編集/ディレクターの採用を行なっています。

東京で働いていた時には「忙しいから採用を増やしてほしい」とか「何であんな人採用したんだろう?」など、深く考えずに会社に対して文句を言っていました。

 

ただ、実際に自分が採用活動をしてみると簡単じゃないことがわかって、前働いていた会社の皆さんごめんなさいと思ってます。

採用活動をしてみての理想と現実を紹介

理想1.利益が出てから採用

採用活動をするのに理想は、利益が出てから採用するです。1人にかかる経費を50万円とすると3人採用するなら150万円の利益が出てから採用したいところです。

 

ただ、実際にはベンチャーの採用活動で会社に3人しか社員がいない状態だった場合、3人増やすために単純に1人が2倍稼がないといけないです。

 

しかもここに採用募集/求職者とのやりとり/面接/入社手続き/研修など、関わる仕事が多くなる中で利益を上げるのは本当に大変です。

 

しかも、求人募集して今月入社するなんてことはなく、3ヶ月〜6ヶ月後に入社になるので「利益が出せそう」という段階でどんどん採用していくしかないです。

理想2.業務量がちょうど良いタイミングでの採用

これも似ていますが、仕事が忙しくて手が足りないから採用したい、なんて完璧なタイミングでの採用は理想で現実は違います。

 

万が一、タイミング良く採用できても経験者であるとは限らずに教えないといけないので「何でこんな忙しい時に新入社員採用してんだよ。教えられるわけないだろ」

 

これが現実です。

理想3.会社が求めている人が採用できる

会社の価値観に合ってスキルもそこそこある人を採用できて、入社直後からバリバリ活躍できるのが理想ですが、ベンチャーの採用の現実ではそんなことは起きないです。

(リプロネクストに9月に入社してくれた4人は、理想通りだったので奇跡でした!)

 

現実には、スキルがあるけど少しクセがあるな、もしくは会社の価値観に合いそうだけどスキルは物足りないというパターンが多いです。

 

そして、仕事が忙しいタイミングだと教える余裕もないので「価値観は合わないかもだけどスキルがあるから良いか」という人をついつい採用してしまいがちです。

 

短期で見ると業績も伸びて良いかもしれないですが、中長期で見ると結構揉めている会社をよく目にしています。

現実の採用活動はどうしていくか?

では、現実の採用活動はどうしているか?を紹介します。

会社が伸びそうな(伸ばさないといけない)タイミングで採用をしていくことが多いです。

 

会社も転職者も焦ってしまうとミスマッチが起きるので、多少早いタイミングかもしれないけれど、採用を進める。

 

そして、採用したからには会社を成長させるしかないという状態です。自分に言い聞かせて採用を進めているけど、言葉にすると自転車操業もいいところでこわくなることもあります。

 

ただ、結局会社を創るのは人なので、いい人が採用できれば多少のピンチは乗り越えらると思っています。

 

なので、スキルは多少足りなくても会社の価値観に合う人を採用するようにしていて、反対にスキルはあるけど会社の価値観に合わない人は、パートナー(外注スタッフ)として依頼するようにしています。

 

組織づくりについては、日々学ぶことが多いので、チャンスがあれば20~30代のウチにチームの中心として関われるとものすごく良い経験になります。

 

 

もし、少しでもリプロネクストに興味を持っていただける人がいれば「リプロネクスト 採用LINE」の登録も行なっていただけると嬉しいです。

会社の良い面・大変な面を定期的に配信するようにしています。