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リプロネクストの社長ブログ

新潟県の人口が10万人減という現実に自分は何をするか?


ブログをご覧いただいてありがとうございます。
新潟・東京で「リアルを届けるWebマーケティング企業」のリプロネクスト代表(5期目)の藤田が事業拡大を目指す上で気づいたことをまとめているブログです。
是非、ご覧いただいてTwitterもチェックいただけると嬉しいです。


 

国内の人口数を調査している結果で、新潟県はここ5年で10万人が減少しました。

新潟県人口10万人減 220万人

三条市や新発田市が約9万人なので1つの市がここ5年でなくなったということです。

 

10万人という数字も驚きですが、全国での減少数が86万人なので、約8分の1が新潟の減少ってかなりの割合です。

こういう数字を見て自分毎のように考えられて「ヤバい!自分に何ができるかな?」と即座に思える人に自分はなりたいと思っています。

 

 

今日は、人口減について思いついたことをツラツラと書いていきます。特に答えでもないので参考になるかはわからないです。

 

1人200万円の生活費が年間でかかる場合で考えると10万人で2,000億円です。

 

今後5年間続くと思うと1兆円の経済活動が新潟からなくなります。(荒い計算ですが)

売上1億円の会社があるとすると年2,000社なくなります。なんか自分で言ってて「計算あってるのか?」と思うくらい大きな数字です。

 

よくこういう数字を見て「へぇー何かヤバそうだね」と思う人がいるかもですが、これは新潟に住んで働く人からすると誰もが影響のあるものです。

 

単純にこれだけ収益が小さくなると行政サービスが悪くなるのは目に見えています。お金がなければどこかの予算を削る必要があるので、子ども向けのサービスが減ったり田舎の地域のインフラが整わなくなることもあるかもしれません。

どう解決していくか?

危機感を煽るだけではなく、自分なりに解決策を考えていきたいと思います。

県外・海外にモノを売る

これはリプロネクストのサービスづくりにも大きく関わっていますが、新潟県に限らずに地方は人口減少するため、県外・海外にモノを売るか県外・海外から人に来てもらうかしか成長はないと思っています。

 

この考えが根本にあったので、距離が遠い人たちに商品や新潟の魅力を伝えるためにはインターネット上でリアルな雰囲気を伝える必要があると考え、VRなどの事業を行っています。

 

すぐに実感はないかもしれないですが、これまでと同じ方法を行っていれば市場は小さくなるので県外・海外にモノを売る支援ができる会社を目指していきます。

効率を上げる

消費活動としては人口の影響は大きいですが、働く側としても人手不足が考えられます。

 

ただ、ここは周りの会社を見ると日々の仕事の1つを改善するだけでも1人ができる仕事の質と量は大きく変えることができると思っています。

 

また会社の話しをするとリプロネクストのミッションステートメントに「スピード化・仕組み化をしよう」とありますが、これは何度も同じことで時間をかけるのはもったいないし、もっとクリエイティブなことに時間をかけようという想いからです。

DXとかAIとか以前に1日5分改善ができるだけでも積み重ねると大きく改善ができます。

起業・創業を増やす

最近、フラーの渋谷さんの影響力もあってか、新潟県内でも起業・創業の流れが強くなってきている気がしています。

 

(実数としてはこれからな気がしていますが)新設法人率 新潟県46位

 

既存の会社を残していくことも大切ですが、スタートアップやベンチャーが増えることで雇用も経済の成長も出てきて若い人たちも戻りたくなるような地域にすることができます。

 

これは第二創業も同じで歴史に関係なく社内ベンチャーを立ち上げたり、事業継承で次の成長を目指すことも起業・創業と同じくらいインパクトがあると思っています。

 

 

ただ、この内容は自分が言わなくても一般的なことですが、僕としては他人事にしたくないので30社以上の会社を創ると決めています。

 

30社というのはこだわりがあるわけではなく、50社でも100社でも良いのですが、30社にそれぞれ経営者が3人ずついれば約100名の経営者がいることになります。

 

「地域のためにもっとこうした方が良いよ」と自分が言っただけでは弱いですが、100人の経営者と社員も含めたら何百人以上で、本気で変えていこうと思ったら実現できると思います。

次の5年でどこまで鈍化できるか?

人口減少をすぐ止めることはできませんが、今新潟に住んで働いている自分たちが頑張ると決めただけで次の5年は状況は変えることができるはずです。

 

 

僕も5年が経過すると36歳なので1つでも多く、社会に価値を提供できる大人を目指していきます。