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リプロネクストの社長ブログ

絶対にやってはいけないマネジメントの失敗例


ブログをご覧いただいてありがとうございます。
新潟・東京で「リアルを届けるWebマーケティング企業」のリプロネクスト代表(5期目)の藤田が事業拡大を目指す上で気づいたことをまとめているブログです。
是非、ご覧いただいてTwitterもチェックいただけると嬉しいです。


 

リプロネクストは9月に3名が入社すると全体で10名を超える会社になります。よくスタートアップやベンチャーが10人の壁・30人の壁・50人の壁とか言うので、組織でのトラブルは今後起きてくるんだろうなと考えていたりします。

 

このトラブルはどれだけ注意しても悩まない会社はないので、自分の中でも「問題が起きても仕方ない」くらいの気持ちでいます。これが、「ウチは大丈夫」とか言っているといざなった時のダメージが大きいですからね。

 

この10人程度の規模から次の30人の規模になるためには、マネジメントをしていく人が必要になりますが、このマネジメントをする上でよく聞くトラブルを紹介します。(周りの経営者/本/自分の経験から書きます)

マネジメントの失敗

1.社内の敵対マネジメント

これはよくある失敗ですが、本人は悪気がないのでやっかいなケースです。一番あるパターンは部下に対して「社長の考え方は古い」「上司は何もわかっていない」など、会社を敵対させて部下のモチベーションを上げるパターンです。

 

これがやっかいなのは、一見本人も部下もこの人が正しく見える点です。例えるとテレビのコメンテーターが「政治のここが悪い」と言って、自分の人気を集めますが、結果として社会に良い影響を与えることができたのか?と思うと少し疑問かなと思います。

 

会社で言うと、いくら会社に対して陰口を言ったところで会社にとって何もプラスにならないですし、むしろその人がマネジメントすることでマイナスしか生まれなくなってしまいます。

 

意見があるのは素晴らしいことなので、社長や上司の本人と意見をぶつけて決断として決まったことに対してはチームのエネルギーを全てその方向に向けることが大切です。

2.嫌われるのが怖くて言えない

僕もそうですが、人に嫌われたくはないとは思います。

ただ、それ以上にチーム全体のことを考えられるかが大切です。

 

買い物で行列が並んでいた時に外国人が割り込みをした時に本当は「ダメでしょ」と思ったとしても「怒られたら嫌だな」と思って言わない人もいるかもしれません。

その行列が自分だけが並んでいるのであれば、自分が我慢すれば良いので、何も言わなくても良いかもしれませんが、後ろにも人が並んでいたら誰かの待つ時間が増えたり、買い物ができなくなる人が出てしまう可能性があります。

 

自分のことだけを考えるなら事なかれ主義でも良いかもしれませんが、これが仕事ならお客様に迷惑がかかる、他の人に迷惑がかかる、チームとしてのパフォーマンスが落ちるなど、自分が嫌われたくないがためにとった行動ではチームの目標を達成することはできません。

3.マネジメント=上の立場と勘違いする

マネジメントの仕事を立場が上だと思いすぎると権力を振りかざして強制的に仕事をさせようとする場合がありますが、実際には役職は責任の重さの差なので間違ってしまうのは良くないです。

 

確かに権限が増えるので意見が割れた時にも最終的に決めることができるので上の立場に見えますが、あくまで強制的にやらせるということはできないと思った方が良さそうです。

 

特に最近は「自分は悪いと思っていなかった」と言っても○○ハラになる可能性があるので、理想としては「この人が言うならついていこう」と周りに思わせることが大切です。

 

自分は東京で働いていた時に「役職は会社(社長)が決めるもの」と思っていましたが、実際には社長が最終決定するだけで、その前から仕事に対する向き合い方が良くて周りから信頼を得ているとか、成果をしっかり出しているとか、会社内でも「上に行くならあの人だよね」と思われている人がいて、時間差で会社から評価されるのが正しい気がしています。

失敗を重ねても前に進める人

マネジメントの失敗例を3つ紹介しましたが、僕も失敗して学ぶことの方が良いので、どうせ失敗するなら逃げずに前向きに1日でも早く失敗することをおすすめします。

ベンチャーだと20~30代がほとんどですし、成功する方法は本人の性格もあるので行動と失敗を繰り返すしかないですね。今の役職や立場に関係なく、文句を言う人ではなく自分ならどうしよう?と常に考えて行動していきましょう!というか僕もしていきます。

 

 

若いうちにベンチャーで働きたい人がいたら是非、カジュアル面談やりましょう!