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CEO Blog

リプロネクストの社長ブログ

相談者に求めるのは、情報ではなく気持ち【講演で話したこと】

本日は、午後から中小企業大学校三条校で、商工会で働く方向けの「能力強化研修」の一環として講演をさせていただきました。

私以外は、ごまどうふ屋の大島さんや建築や企画をしている小林さんと一緒でした。

 

テーマとしては、起業/創業や事業継承をした人がどんな想いで行い、事業を立ち上げる際にどんな支援が必要か?という内容でした。

これからの時代で求める支援

私としては、一環して「想いを大切にしてほしい」ということを伝えました。

スマートフォンが普及して、起業する上での補助金・助成金の情報は手に入りますし、スタートアップ系にイベントも増えてきています。

 

当然、起業する人は何となくやりたいで相談には行かずに何かしらの情報を調べた上で商工会さんに行っていると思います。

 

もし、そこで「この事業計画では甘いと思います」とか言われたらどうでしょうか?

 

そもそも、起業して継続できる確率は、10年で数%以下とか言われる中で、一般的な数字を元に話をされてもそれに従ったからってどちらにしろ生き残れる可能性は低いです。

 

まずは、相談に来た人の事業アイデアやその背景を理解しようとする姿勢が大切だと感じています。

ある程度の理解があった上で「似た業種ではこういう壁にぶつかることが多いので気をつけてください」と言われたら相談者もスッと理解ができると思います。

 

 

少し偉そうなことを話すのはどうかな?
と思いましたが、新潟県内各地や和歌山県から来られた方もいらっしゃると伺ったので思ったことを出来る限りやわらかい言い方で伝えてきました。

 

そして、これは人に言うだけではなく、自分自身でもとても意識をしています。

仕事がBtoBのため、何かの不満を持って私やリプロネクストに相談をしてくれる方が多いですが、案件の内容以外にもその背景の想いやどういう思考を元々お持ちなのか?というところまで伺うようにしています。

 

もし、相談された時に「この内容なら◯◯円もらえないとできません」とか反対に「仕事になるなら何でもやります」という姿勢だと私たちの存在価値はないと思っています。

 

難しいからこそ相談してくれていますし、そこで初めてイノベーションが生まれます。

 

昨日の打ち合わせで、また新たにやりたいことができたので計画を立てて進めていきます。

 

成功も失敗も経験として必ずプラスになるので今後も挑戦していきます。