CEO Blog
2019年は、直接ご依頼いただいて官公庁とお仕事をさせていただいております。(直接と言っても10社程のコンペなので、指名ではありませんが…)
その仕事は、オリジナル二眼VRゴーグル+VRコンテンツ3本という内容で、本日がVRの第一回の撮影でした。
朝の9時~16時頃までかかったのでかなりハードでしたが、こういう仕事を直接できるのは本当に嬉しいですし、何よりエキストラの皆さん(実際に官公庁で働いている約20名の方)が楽しみながら協力してくれたので常に楽しみながらVR撮影を進めることができ感謝です。
VRコンテンツの完成は10月~2020年2月に随時公開という感じなので、これから編集・制作が大変ですが、官公庁との直接取引は大きなPRにもなると思います。
ここで何人かの方が気になるのが、「なぜ、官公庁と取引ができたの?」ということだと思います。リプロネクストは、会社設立2年6ヶ月のベンチャー企業です。新潟県観光協会様や長岡市様など、行政との仕事はありますが、東京にある官公庁との取引は正直、想定外でした。
ただ、偶然ではなく対策はいくつか打っていました。
少しですが、官公庁や大手企業と取引を行うために実施しているマーケティングを紹介します。
リプロネクストのマーケティングを一言で言うと、露出・共感・安心です。
会社のサービスがどんなに良くても、知ってもらえないと仕事の依頼が来ることはありません。
ネット通販が、伸びているからと言って商品をアップしたところで売れないのと同じです。
リプロネクストは、リスティング広告/SEO/MEO/SNS/メディア対策など出来ることを継続しています。だからと言って、マーケティングに決して満足しているわけではなく、だいぶ荒削りで改善点はおそらく100個はありますが、それでも日々継続することが重要だと思っています。
露出に関しては、どこの会社でも広告を出せば知名度を上げることが可能です。リプロネクストよりも、むしろベンチャーキャピタルから「●●億円調達」という会社の方が、知名度は圧倒的に高いと思います。
ただ、知っている会社=一緒に仕事をしたいというかと言うとそんなことはないと思います。
ニュースで紹介されている企業を見て、「へー」「すごい」「良いなぁ」という感情で、すぐに頭の中から消えてしまうのではないでしょうか?
何度も言いますがリプロネクストは、決して知名度が高い会社ではありません。
それでもご依頼いただけるのは、サービスの質・価格以外にも共感を得られているからだと思います。
何のために会社をやっているのか?/どんな会社を目指しているのか?/社会に与える価値は何なのか?など、少しずつですが伝えるように努力しています。
会社のことを知ってくれて、会社の姿勢に共感をしてくれても最後の安心がないと仕事の依頼は増えません。
例えば、ライザップは、テレビCMも行って露出が多く、痩せたいという共感も多いですが、さらにここに痩せることができなかったら費用を返す、保証制度も行っています。
この保証制度で、「行ってみてダメだったらどうしよう」という不安を取り除くことができます。
リプロネクストも含めたIT企業の多くは、仕事をするまでモノがないビジネスです。
モノがない状態で仕事を依頼するのは、ライザップよりも「失敗したらどうしよう」という不安が大きいです。
保証制度は業種としてリプロネクストでは用意ができませんが、「安心」という分野はスピード/コミュニケーション/気遣いなどかなり気を遣っています。
今後も露出/共感/安心の制度を高めて企業の成長を目指していきます。