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CEO Blog

リプロネクストの社長ブログ

初めて仕事が決まった喜びは忘れない


ブログをご覧いただいてありがとうございます。
新潟・東京で「リアルを届けるWebマーケティング企業」のリプロネクスト代表(5期目)の藤田が事業拡大を目指す上で気づいたことをまとめているブログです。
是非、ご覧いただいてTwitterもチェックいただけると嬉しいです。


 

朝起きた瞬間から夜寝るまで誰かから追われている、だけど何か光が見えているような感覚。

起業当時は常にそんな気持ちで、新潟にUターンしてきたのが2016年の年末で周りは笑顔で忘年会をしている中、僕はせっせと起業に向けて会社名や名刺など考えていました。

 

何かに挑戦する・一歩踏み出す前〜直後は「よーしやるぞー」と希望に満ち溢れていて周りからも「起業するなんてすごいね」なんて言われて自分も悪い気はしないものですが、2ヵ月後から現実が訪れます。

 

正月に高い目標を掲げて2月になっても継続できている人ってそうそう多くないと思いますが、起業の場合はさらにお金の恐怖もあります。

 

 

僕の場合は、会社を辞めて翌月は最後の給料が入りましたが、2ヵ月後は何もありません。転職する意思があれば手当何かもあるけど、起業する人には何もないので草原に放られるような気分です。

 

そんなこんなで、会社がスタートしていきますが、当然お客様がすぐ見つかるわけでもなく新潟にUターンしてから約5ヵ月間は完全に収入が0でした。

 

バイトはしていたとは言え収入は月6万円で前年の税金を払ってスマホ代と食事でほぼなくなる…

 

 

明日が良くなっているかもという希望も毎日仕事がないと薄れかけていて「自分には起業は無理だったかもしれない…」と心が折れかけたことが何度もあります。

いやむしろ数ヶ月経つと収入がないことに気持ちも慣れてきて「このままフリーターとして生きていくのかもな…」とか考えてしまってました。

 

 

とはいえ、行動しないと不安で心臓が締め付けられるような感じになるので昼間は営業活動、夜と土日はアルバイトという生活をしていましたが、新潟にUターンして約5ヶ月後に初めて仕事を依頼いただいた時は本当に嬉しかったです。

 

そこはある大学で何も提案するものは持っていかずに話を聞くためにアポイントをとって、自分は東京ではこんな業種でこんなことをやっていましたとPRして、打ち合わせの1週間後に電話がきて「こんなことできますか?」と言われ、時間だけはあったので急いで資料を作成して2回目の打ち合わせに行きました。

 

そして、提案の2週間後に車に乗った瞬間に電話が来て「あの件ですが、御社にお願いしたいと思います」と言っていただき、冗談でなくガッツポーズと「よっっしゃー!!」と車の外に声が漏れるくらい声で叫びました。

 

 

すぐに家族に電話して「初めて仕事決まった!」と伝えて、泣くくらい嬉しかったです。

 

車で帰る外の景色がものすごい青空だった気がします。実際にはどうだったかわからないですが。

 

 

たった1つの仕事が決まっただけですし、その仕事を毎月もらったとしても自分が食べていけるだけの収入にもならないとわかっていましたが、それでもその後の仕事を頑張る理由には充分すぎるくらいで朝起きるのも夜遅くまでアルバイトするにもワクワクできました。

 

 

これに近い経験は自分の人生で何度経験できるかわからないですが、間違いなく数ヶ月間土日関係なく朝から夜まで仕事とアルバイトをした生活があったからこそ喜びが何倍にもなったと思います。

 

 

この自分に勇気を与えてくれた経験が今でもうまくいかない時に「次の喜びを何倍にもしてくれるスパイス」だと思えて頑張れます。

 

 

ちょっとロマンチックなこと書きましたが、仕事している中で今後も絶対に忘れられない瞬間です。