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リプロネクストの社長ブログ

経営者の最大の欠点は、お金の計算をしてしまうこと

地方発のベンチャーで3年が過ぎて、たった1人ではじめた会社がスタッフが増えてきてなんだか賑やかになってきました。

 

次の3年は、今いるスタッフがさらに成長して良い環境にしていきたいと思うと同時に、地域を挑戦する雰囲気に変えていくことを考えると、まだまだ規模は求めていかないといけないと感じています。(もちろん、お客様に期待以上の成果をお返ししながら)

 

 

今の社会はスマホが当たり前でネットで物を買うのが当たり前ですが、それは私たちのようなBtoB企業でも例外ではありません。

少し前の広告会社であれば、自分たちの手数料を足して販売していくモデルが当たり前でしたが、今はネットで検索すれば手数料の相場がわかるし、そもそも多少勉強すればSNS広告なんて誰でもできます。(効果が出るかは別として)

 

こういう状況だと、営業されたからやってみるという思考はほぼなくて、営業される→検索する→安いor質の高い(高そう)なところで広告依頼します。

 

イメージで言うとビックカメラに行って掃除機を試しに使ってみてAmazonで同じ掃除機を安く買う感じですかね。最初は、「モラルがなさすぎ」と思ったこともありますが、社会の流れがそうなので歯向かっても仕方ないですね。

 

ここで目指すことは、値段での勝負をやめる、広く言うと便利さだけを価値として届けるのをやめることです。

 

 

前に便利と意味の記事を読んでから常に意識しているのですが、GAFAの中で意味がある会社はAppleだけというやつです。詳しく気になる方はこちらをご覧ください。

GAFAのなかで、Appleだけが「意味」の世界で闘っているグローバル競争で生き残るのに必要な、たったひとつの考え方

 

 

ここで気がついたのは、経営者には大きな欠点があるなとわかりました。

経営者の最大の欠点は、お金の計算が常に頭に入ってしまうことです。株式会社はそもそも利益を出す組織で、社員に給料も払いますし、物を仕入れたらお金を払います。

潤沢な予算のある会社であれば、例外もあるかもしれませんが、お金の問題が頭から離れることはほとんどありません。

今は大丈夫でも数ヶ月後は…来年は…と考えたらキリがないです。

 

 

おそらく昭和〜平成までは、お金の計算が常にできている経営者が強いと思われていたかもしれませんが、スマホが当たり前になり、多様な価値観がある令和だと、好きになってもらう、ファンになってもらうことが最も重要です。

 

「どうせお願いするなら好きな◯◯さんに」とか「この会社応援したい」とかが購入する理由になってきています。

 

このファンを増やす活動を会社としては、数字を見て予算と時間を割くべきで、今まで以上に「広報・PR」の仕事の価値が上がってくると思っています。

 

 

 

リプロネクストでは、営業活動は徐々に減らしていき広報・PR活動を伸ばしていく方針です。

決して会社の規模を求めないわけではなく、成長戦略として次の3年間でまだまだ伸びていきたいと思います。