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CEO Blog

リプロネクストの社長ブログ

地域のために仕事をするなら地元をマーケットにしない方が良い理由


ブログをご覧いただいてありがとうございます。
新潟・東京で「リアルを届けるWebマーケティング企業」のリプロネクスト代表(5期目)の藤田が事業拡大を目指す上で気づいたことをまとめているブログです。
是非、ご覧いただいてTwitterもチェックいただけると嬉しいです。


 

リプロネクストは4年半前に新潟でスタートした会社です。創業2年で東京オフィスを出したのですが、その理由は大きく2つあります。

1.取引先に「新潟から来るの?」と言われたから

東京オフィスをつくる前から首都圏の会社とも取引が多少あって、僕自身が月に1〜2週間は東京にいて色々な企業と打ち合わせをしていました。

 

ただ、ある企業に連絡をした際に「新潟から来るの?それなら一旦今回の話はなしで」と言われたことがあります。

 

相手からすると新潟=ものすごく遠く(実際は2時間で行けるのに)のイメージがあって、まだ検討段階なのにわざわざ遠くから来てもらうのは申し訳ないという気持ちからそういつ発言をしたんだと思います。

 

コロナ前は実際には僕らの仕事スタイルはほとんど変わっていなくて、月の1〜2週間は首都圏にいて半分は新潟にいるような感じでしたが、東京にオフィスをつくることで心理的な距離が縮まった気がしています。

2.地域のためになる会社は自立しなければいけない

東京オフィスをつくった理由の本題がこっちで、地域のためになる組織にしたいならまず自立していないとダメだと感じているからです。

 

元々、創業直後はお金がなくて営業活動も必死でした。(今も必死だけど)

 

インターネットサービスを提案したとしてもお客様から「そんなことより紙のチラシをもっと安くしてほしい」と言われた時に心の中では「いや、チラシよりもこっちのサービスの方が良いんだけどな・・・」と思いながらも生きていくためには、お客様のニーズをそのまま聞き入れることしかできなかったんです。

 

そして、そういった仕事を何件かしていくうちに、思考が元々「お客様・地域のために」と思っていたのがいつしか「もっと売れるモノ(チラシなど)を提案しよう」

 

に変わっていきました。

 

 

自分が新潟にUターンする前に周りから「新潟って保守的だよ」と何度か言われていましたが、いつの間にか自分もその保守的を加速させる1人になっていると気がついたんです。(チラシ=全部保守的と言いたいわけではなく、あくまで当時の提案のタイミングでは違うと思っただけです)

 

そこで改めて本当の意味でお客様のためになることは何か?と考えたら、シンプルにお客様のためになる提案をしてサービスを続けることでした。

 

と思うと、心の中で違うと思いながらも仕事を受けないといけない依存関係はやめて自立した上で提案できる方法が必要だと考え、全国の会社と取引することにしました。

 

 

 

まだまだ理想には程遠いですが、全国と新潟の売上が半々くらいになってきたので想いが実現できるスタートラインに立てたのかなと思います。まだまだこれから。