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CEO Blog

リプロネクストの社長ブログ

目の前の課題と解決に向けて動いていること

いよいよ2022年も残り2ヶ月で毎年あっという間に過ぎたと思うと同時に今年も何とか会社を続けられているという安堵感と不思議な感覚です。

 

ただ、同時に会社の決算が1月末なので残り3ヶ月と思うとまだまだやらないといけないことがあるのでどんどん前に進めていきます。

 

リプロネクストを起業してから6年目が終わりに近づいていますが、何でこれまで気がつかなったのか?と思う課題があり、その解決に向けて動いています。

自分の頭の中の数字と決算上の数字に乖離がある

課題は、自分の頭の中の数字と決算上の数字に乖離があることです。

会社の売上は伸びていますし、何か自分が知らない経費が支払われているというわけではなくて、僕としては会社が成長している=決算の数字も良くなるという認識でしたが、日々の案件の数から考えると「もっと良くなっても良いのでは?」と思っていました。

 

この理由は至ってシンプルで、弊社のビジネスモデルが作って売るという工程があること、そして納品月の売上になるという点でした。(聞くと当たり前のことなんですが、2~ 3年続いてやっと改善しようと思ったので良い子はマネしないでね)

 

ほとんどの仕事がクライアントワークで、クライアントから依頼があり開発・制作して納品を行い、納品をした月の売上になります。

 

ということは、開発・制作しないと売上が立たないため、案件が増えそう=採用をしないと会社は伸びないです。

そして、VRやメタバースについて経験のあるディレクターや制作を採用することは難しいため、入社して3ヶ月研修、そこから案件を受けて企画や開発・制作まで6ヶ月かかった場合だと合計9ヶ月かかります。

 

となると、入社したのは2022年だけど、実際に売上が経つのは2023年という仕事も結構多くなります。今年はこれまで4人が入社しましたが、今行なっている仕事は来期の仕事も半分近くありますが、固定費としては今期が増えます。

 

じゃあ、来年売上が伸びるから良いかと言うと、来年は来年で採用を進めていくと2023年は固定費が増えて2024年の仕事を行うことが出てきます。

 

こう書いてみると当たり前のことではありますが、現在の規模のベンチャーで数人分の固定費が増えるというのは結構しんどいんだなぁと感じています。

解決に向けて動いている3つのこと

今は解決策を3つに絞って対応を進めています。

捨てることの選択

自社でやった方が良いこと、やらなくて良いことの選別を進めています。

創業当時は、仕事もお金も全くなかったことから「できることなら何でもやります!」という状態でスタートしたので、チラシデザインとか雑用!?みたいな仕事もやっていたことがあり、その名残でVR/メタバース/動画など今の仕事と関係ない案件も行なっていたりします。

 

その中には、赤字の事業もあるので、ここは目の前の売上に惑わされないで外部に委託するか完全に断る選択も必要だなと感じています。

研修コストを売上に変える

ここが一番難しい部分で、採用してすぐにクライアント対応や制作に入れるかと言うと当然難しく練習や研修を行なっていく必要があります。

ただ、そこで試しにつくるものが、ただスキルを学んで何も使わないものということがありましたが、今後は試しに作るものを販売につなげる方法を考えています。

 

ここは、今後サービスとしてリリース出していきたいと思っているので、また動きがあった時点で紹介していきます。

気合いで今期の数字を良くする

何だかんだこれが一番大事だと改めて感じました。

結局は、固定費が増えるのと数字が来期になる欠点を、固定費が気にならないくらい今期の数字を伸ばすことができれば、来期の売上は伸びているわけなので一度改善ができれば苦労しないです。

 

結局は根性論かと思われるかもしれないですが、ベンチャーだとうまくいかないことが多いので最後は気合いで乗り切るしかないです。

 

まだ今期は終わっていないですが、目標数字に対して大きく差があったタイミングで「これを本気で達成しよう」と言っているとこれまで「この目標は難しい」と考えていたものが「どうやったら達成できるだろう?」と考えるようになります。

覚悟を決めている人の顔付きは違う

最近は、ベンチャーで仕事する=カッコ良いという雰囲気も感じますが、ベンチャーだろうが大手や中小企業と言われようが、仕事や人生に覚悟がある人の顔付きは全然違うと感じています。

 

それは、目標に対して「できない理由を探す」ではなく「どうしたらできるか?」と常に考えて行動に移せる人かどうかの差だと思います。

 

僕は経営者として会社で達成できる方法や仕組みづくりを考えていくことが多いですが、最後は人になるので頑張りたい人を採用していくことと、社内でも頑張っている人にどんどんチャンスをあげるおとを大切にしていきます。