お問い合わせ

LIPRONEXT BLOG

リアルを届けるWEBマーケティングの

情報を紹介します

経営
2017.03.04

ヤマト運輸の状況から学ぶ値下げをしてはいけない理由

安易な値下げをしているとお客様の件数は増えても営業が厳しくなる

最近、このニュースが立て続けにでています。

ヤマト運輸 人手不足で宅配サービスを抜本見直しへ
このままではアマゾンとセブンイレブンとヤマトが全滅する!


ヤマト運輸が人手不足で配達が難しくなっています。
この理由としてネット通販のAmazonの存在や夫婦共に働く家庭が増え、荷物の再配達の数が増えている、時間指定などが挙げられています。

しかし、根本的な理由としては値下げが原因だと思います。

Amazonが配達のサービスを始めた時には佐川急便にも相談をしたそうですが、価格の面で折り合いがつかず、ヤマト運輸と契約をしました。価格勝負を続けているとAmazonから考えると佐川急便がダメならヤマト運輸に依頼するという価格でしか見ていなかったはずです。

気軽な値下げが悪循環になる

今回ヤマト運輸は宅配の件数が増え、従業員に負担がいっていますが低価格でサービスを行っているため利益率も高くなく給料を上げることもできないのです。給料が低く長時間労働となってしまうとドライバーはきつくて辞めていき、さらに労働環境が悪化し、サービスの低下にもつながってしまいます。
おそらくAmazonとは長期契約をしているため、今となっては送料を上げてもらうという交渉ができない状態だと思いますが、それが原因でサービスの変更を余儀なくされてしまいました。

値下げは他人事ではない

大型ショッピングモールや大手企業が価格を下げてきたから私達もそれに対抗して価格を下げていくとついつい考えてしまいがちですが、価格で寄ってきた人は価格で他社に流れます。

一時はお客様も「こんなに安いなら買います」と言ってくれるかもしれませんが、さらに大手企業が価格を下げてきたらお客様も「あっちのほうが安いからあっちで買います」とすぐに逃げてしまいます。

佐川急便に依頼をしてできないからヤマト運輸にいくAmazonの状況と似ています。そして、利益率が低くなり厳しくなっても価格で来たお客様は助けてはくれません。おそらくAmazonは他で対応できる会社があればそっちにいってしまいます。

サービスに付加価値をつくる

必要なことは他社より安くではなく、独自の価値をつけるということです。
最近はテレビのグルメ特殊で辛い・しびれる飲食店をよく目にしますが、これは他の店では味わえない価値があるというわかりやすい例です。
そして、辛い・しびれるなど独自の価値があれば、他の中華料理屋よりも100円高いからいかないなんてことはなく、食事を楽しみたい、SNSで自慢したいという人が来るので価格競争には陥りません。

価格競争ではなく、独自の付加価値をつくることを一緒に目指して頑張りましょう。