
〈最終更新日:2021年2月25日〉
Web広告の費用単価が上がってきている、だからと言ってフリーペーパーや新聞折込などの紙媒体は効果が下がってきているからどうすれば良いんだ?と思っている方もいると思います。
今回は、Web広告のフロー型とストック型の2つの手法の特徴と、メリット&デメリットを紹介したいと思います。
Web広告についてどう運用していけば良いかわからないという方は、参考にしてください。
フロー型広告とストック型広告を簡単に紹介していきます。
日本語に訳すと「流れ」となりますが、Web広告に当てはめてみるとフロー型は資産にならない広告と言えます。
例えば、広告費を払わないと掲載されないポータルサイトへの掲載/リスティング広告/Facebook広告/Instagram広告などがあげられます。(SNSに関しては投稿が残りますが、一時的に見られるものがほとんどのためフロー型としています)
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日本語に訳すと「たくわえ」となりますが、Web広告で考えるとストック型は資産になる広告と言えます。例えば、自社サイトのブログ更新やGoogleマイビジネスやGoogleストリートビュー(インドアビュー)などがあげられます。
これらは、費用や時間をかければかける程、Web上に資産として増加していき、商品を欲しいと思った人がGoogleで検索をした際にブログやお店の情報がヒットすれば大きな集客効果が期待できます。
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一見広告費をかけ続けなければならないフロー型広告に比べて、ストック型広告は資産になるため、ストック型のWeb広告だけをやれば良いのでは?と感じてしまうかもしれませんが、それぞれメリットとデメリットが存在します。
・多くの人の目に留まる
・時間がかからない
・多くの広告費が必要
・媒体(サービス)によって結果が左右される
・専門的な知識が必要
短期間で告知したいイベントやブランド・認知力の向上を行いたい場合には、フロー型広告を活用すると効果が期待できます。
・広告費を抑えることができる
・半永久的な効果が期待できる
・時間がかかる
・ブログなどは継続的な運用が必要
中長期のWeb広告として考えるとストック型は大きな効果を発揮しますが、短期間で成果を出したい場合には向いていません。また、ブログを継続的に運営していこうと思うと手間もかかります。
今回は、フロー型とストック型Web広告の特徴と、メリット・デメリットをご紹介しました。
Web広告の結論としては、フロー型とストック型のそれぞれの良い特徴を理解した上で使い分けることがおすすめです。
ストック型のWeb広告について自社でできることを整理し、コツコツと積み重ねながらフロー型広告を同時並行して行っていくというイメージです。ストック型は時間がかかるので、成果が出るまでの期間はフロー型広告を行い少しずつ移行していくことが理想的だと思います。
もし、既に会社のブログは毎日更新してGoogleマイビジネスやGoogleストリートビュー(インドアビュー)も活用しているという会社であれば、更新内容の見直しを進めながらイベントやキャンペーン時にフロー型広告を活用してはいかがでしょうか。
Webマーケティング/Web広告というと、次々と新しいサービスが出て流れについていくのが大変と感じるかもしれませんが、大きく分けるとフロー型とストック型のどちらかに当てはまると考えれば整理しやすくなるのでおすすめです。
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