- 2022/08/24
- 2024/04/11
VRプラットフォームとは?国内・海外のサービス提供企業を6社ピックアップ
VRのサービスを活用するためには、作動・制御するプラットフォームが必要です。
「VRプラットフォームにはどのようなものがあるのだろう?」
「各プラットフォームの特徴が知りたい」
このような疑問を解決するため当記事では、VRのプラットフォームを一覧でご紹介いたします。
目次
1.海外発VRプラットフォーム4選
それでは早速、海外発のVRプラットフォームを紹介していきます。
- Horizon
- Steam VR
- immerse
- Rendever
1-1.Horizon
最も影響力のあるVR/メタバース関連企業と言っても過言ではないMeta社。代表的なのは、同社が提供するVRヘッドセット「Meta Quest」で、合わせてソーシャルVRサービス「Horizon World」「Horizon Workrooms」といったプラットフォームを提供しています。
全世界に28億人以上のユーザーを抱えるFacebookを運営するMeta社が、VR/メタバース領域でどのような未来を描いていくのか、注目です。
▶︎▶︎Horizon Worlds 公式サイトはこちら
1-2.Steam VR
続いては、2003年創業のValve社が提供するVRプラットフォーム「Steam VR」です。
特徴は様々なデバイスの差異を吸収するという点。つまり、デバイスによるコントローラーの違いや、空間認識方法のなどの細かな差異を吸収し、どのようなデバイスでも正常に作動するように調整してくれます。
なので、連携販売しているHTCVIVEはもちろん、Meta Quest シリーズなど他社製のVRデバイスにも対応しています。
VRゲームが続々と生み出されるようになった背景には、Steamが関連していると言っても過言ではないでしょう。
▶︎▶︎Steam VR 公式サイトはこちら
1-3.immerse
「immerse」はカリフォルニアを拠点に成長を続けるVRを活用したEdtechベンチャー企業です。
VRヘッドセットを装着し、バーチャル空間の中で1人称目線で自分のアバターを操作することで、他のアバターとコミュニケーションをとったり、物を掴むことができます。
遠方にいる相手ともバーチャル空間を介して同じ空間にいるような体験が可能。海外に住んでいる講師との言語学習や、異文化体験等の学習が手軽に実現するのです。
▶︎▶︎immerse 公式サイトはこちら
1-4.Rendever
高齢者専用VRプラットフォーム「Rendever」。高齢者のうつ病や認知活動の低下を解決するべく、開発・運用がされています。
思うように体を動かすのが難しい高齢者は外出する機会が減り、精神的に内向きになることがあります。
VRプラットフォーム「Rendever」は、部屋に居ながらスキューバダイビングやハイキング等のアクティビティ、世界各地の旅行などを体験することが可能。
さらに複数人でVR映像を共有することによりコミュニケーションが生まれ、認知機能が活性化します。
これまで100以上の高齢者コミュニティに導入されており、うつ病や社会的孤立の訴えが大幅に低下し、幸福感が増したという調査結果も出ているのです。
▶︎▶︎Rendever 公式サイトはこちら
2.日本発VRプラットフォーム運営企業2社
続いて、日本のVRプラットフォーム運営企業を2社ご紹介します。
- ナーブ株式会社
- InstaVR
2-1.ナーブ株式会社
「ナーブ株式会社」はVR技術を活用して、VR内見のプラットフォームを提供しています。VRを利用することで、実際に物件に訪れることなく店舗から内見ができるのです。
オンライン店舗や360度画像をリアルに体感できるVRゴーグルサービスの提供など、賃貸向けサービスに特化している企業といえるでしょう。
▶︎▶︎ナーブ株式会社 公式サイトはこちら
2-2.InstaVR
InstaVR株式会社は、グローバルVRプラットフォーム「InstaVR」を提供。
「InstaVR」とはVRの事業活用を促進するVRプラットフォームで、世界140カ国、50,000社の企業に採用されています。
最近ではファミリーマートの社員研修プログラムに「InstaVR」を活用し、教育時間削減を実現しました。
2015年のサービス開始から着実にユーザー数が増えており、世界だけでなく国内でもサービスを展開してる企業です。
▶︎▶︎InstaVR株式会社 公式サイトはこちら
3.まとめ
今回は、VRプラットフォームをまとめてご紹介しました。
一般向けから企業向けまで、VRプラットフォームの種類は多種多様。性能面はますます向上していますし、特定のニーズに向けたプラットフォームもベンチャー企業を中心に開発が進んでいます。
プラットフォームはVRを利用する上で不可欠であり、VRの性能や活用範囲が左右されるものでもあります。
今後のVRの性能向上や活用範囲の拡大に期待し、動向にも注目ですね。
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