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VR・360度
2019.10.27

VRプラットフォーム5選【ベンチャーから大手まで紹介】

VRプラットフォーム5選【ベンチャーから大手まで紹介】

VRのサービスを利用または開発するためにはそれを作動・制御するプラットフォームが必要になってきます。VR市場の拡大とともに、VRプラットフォームも新たなものがどんどん生まれ、既存のものも急速に性能のアップデートが行われています。今回はそんな、VRプラットフォームをベンチャーから大手まで注目すべき5つをご紹介したいと思います。

 

VRプラットフォームとは?

とはいえ、「プラットフォーム」という言葉、何となくで使ってはいませんか?まず、この「プラットフォーム」が何を意味するのか、おさらいしましょう。プラットフォームとは、ITの分野ではある機器やソフトフェアを動作させるのに必要な基盤となる装置やソフトウェア、サービス、あるいはそれらの組み合わせ(動作環境)のこと。つまり、何かを動作させるために必要なもののことを言います。
したがって、これから何らかのVRのサービスを正常に作動させるために必要なものをご紹介していくというわけなんです。

1.Facebook傘下ソーシャルVRプラットフォーム「Oculus」


出展:ソーシャルVRサービス「Horizon」

いま最も勢いのあるVRプラットフォームは「Oculus」ではないでしょうか。特に一体型VRヘッドマウントディスプレイでルームスケールVRを実現したOculusQuest。2020年中にはハンドトラッキング(コントローラー不要のトラッキングシステム)への対応も可能になるとの発表もされています。
また、Oculusは2014年にFacebookに買収され、Facebook傘下に。Facebookはリアルな体験を共有する、ソーシャルVRサービス開発にも力を入れています。既に、他の企業から「VRChat」や「cluster」などのソーシャルVRサービスが次々と生まれている中で、全世界に23億人以上のユーザーを抱えるFacebookがどのような未来を描いていくのか、注目していきたいところですね。

■oculus connect公式サイトはこちら

2.Androidに対して最適化「Google Daydream」

出展:The Verge

GoogleのVRプラットフォーム「Google Daydream」はAndoroidスマートフォンでの高品質なVRを提供するプラットフォームです。アプリケーション、VRデバイスともにGoogleのサービスを想定して最適化されているため、GoogleMAPやYouTubeなど、他のデバイス・ビューワーから閲覧するものとは体感する没入感が全くの別物と言えるでしょう。
さらに、どのようなスマートフォンでも使えるわけではなく、対応スマホを厳しく限定。品質を保証することのできるVRプラットフォームだと思います。

■Daydream公式サイトはこちら

3.デバイスによる差異を吸収「Steam VR」


出展:Valve

続いては、2003年創業のValve社が提供する、特にゲームに特化したVRプラットフォームです。なんと言っても特徴は様々なデバイスの差異を吸収するという点。つまり、デバイスによるコントローラーの形の違いや、空間認識方法の違いなどの細かな差異を吸収し、どんなデバイスでも正常に作動するように調整してくれるということなんです。
なので、連携販売しているHTCVIVEはもちろん、Oculusシリーズなど他社製のVRデバイスにも対応しています。
ゲーム開発者としてもHTCVIVEにさえ対応していれば他のデバイスでも作動するようになるのです。VRゲームが続々と生み出されるようになった背景にはSteamが関連していると言っても過言ではないでしょう。

■STEAM公式サイトはこちら

4.VR学習プラットフォーム「immerse」


出展:immerse

ここからは注目のベンチャーをご紹介。こちらはカリフォルニアを拠点に成長を続けるVRを活用したEdtechベンチャー企業「immerse」です。VRヘッドセットを使用し、バーチャル空間の中で1人称目線で自分のアバターを操作しながら他のアバターとコミュニケーションをとったり、物をつかんだりすることができます。
実際には遠隔地にいてもVRの没入感を活用することで、バーチャル空間を介して同じ空間にいるような体験が可能。海外に住んでいる講師との言語学習や、異文化体験等の学習が手軽に実現するんです。

■immerse公式サイトはこちら

5.高齢者専用VRプラットフォーム「Rendever」


出展:Rendever

最後にご紹介するのは、高齢者専用VRプラットフォーム。これは高齢者のうつ病や認知活動の低下を解決するべく、開発・運用がされています。
思うように体を動かすことのできない高齢者は外出する機会が減り、精神的に内向きになったり、より体が衰えたりすることがあります。このプラットフォーム、「Rendever」では、部屋に居ながらスキューバダイビングやハイキング等のアクティビティ、世界各地の旅行などをVRで体験することが可能。また、それを複数人で共有することによりコミュニケーションが生まれ、認知機能が活性化します。
実際にこれまで100以上の高齢者コミュニティに導入され、うつ病や社会的孤立の訴えが大幅に低下し幸福感が増したという調査結果も出ているんです。

■Rendever公式サイトはこちら

まとめ:VRの性能向上や活用範囲の拡大に期待大!

いかがだったでしょうか。一般向けから特定の人向けまで、多様なプラットフォームがありましたね。性能面はますます向上していますし、特定のニーズに向けたプラットフォームもベンチャーを中心に開発が進んでいます。
プラットフォームはVRを利用する上で不可欠であり、VRの性能や活用範囲が左右されるものでもあります。今後のVRの性能向上や活用範囲の拡大に期待を抱きつつ、今後の動向に注目していきましょう!