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マーケティングの鉄則!?【損して特をとった事例5選】

マーケティングと聞くと、広告費に対して成果がどれくらい上がるか?の費用対効果を意識することが多いと思いますが、大手企業やスタートアップでも大型の資金調達をした会社が無料キャンペーンや◯◯円プレゼントなど目立つプロモーションを実施する場合があります。

 

今回は、大手企業から小規模のお店まで一見損をしているように見えるマーケティング手法を紹介していきます。

 

損して特をとくマーケティング手法5選

1.PayPay100億円キャンペーン

出典:paypay.ne.jp

キャッシュレス決済で1番知名度があるのがPayPayではないでしょうか?

2018年6月に設立したPayPay株式会社が、実施したキャンペーンが、100億円あげちゃうキャンペーンです。

 

さらにPayPayを導入するお店・会社には3年間は決済料金無料というこちらもキャンペーンを行っています。

 

これは、全く収益が上がっていないように感じますが、キャッシュレス決済は、他にも楽天・メルペイなど競合が多い中で普段から使ってもらうためには1番にならないといけません。

 

まだまだ、戦っている状態だとは思いますが、3年間で圧倒的No.1になるために現在は損(赤字)をする覚悟で進めているようです。

2.DiDI(タクシー配車アプリ)

出典:prtimes

DiDiは2018年9月27日に大阪でスタートしたタクシー配車アプリです。

Twitterでの情報を発信を多く行っており、クーポンを多く配信しています。

 

2019年10月に新潟でサービスの提供を開始した際には、初乗り相当分の700円が毎日100名に当たるというキャンペーンを実施していました。

こちらもキャッシュレス決済と同様に利用してもらうことが第一という考え方なので、シェアをとっていくために今後もキャンペーンは継続されると思います。

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3.マジ部 byじゃらん
雪マジ!19|お湯マジ|海マジ|Jマジ|ゴルマジ

出典:majibu.jp

じゃらんが実施している、19歳の人は、リフト券・温泉・マリンアクティビティ・Jリーグ観戦・ゴルフプレーが無料になるという対象となる人からすると何ともお得な企画です!

 

若い年齢のうちに体験したことは、将来的にも続けることが多いという理由からこのような企画を行っているようですが、ここまで体験できるのがすごいですね。

 

と気になる「誰がこの料金を負担しているか?」ということですが、実は受け入れる施設の負担で成り立っています。

 

※本プロジェクトにおいては、㈱リクルートライフスタイルや行政機関からの補助金や助成金はなく、趣旨ご賛同頂いた全国のゴルフ場・ゴルフ練習場それぞれのご負担によって成り立っております。引用:ゴルマジ!より

 

てっきりリクルートが負担しているから実現できていると思ったのですが、これは以外でした。

受け入れ施設にとっては、全員を無料の対象とするわけではなく、将来の顧客になる可能性のある人限定で、しかも有料では来ない層に対してのアプローチなのでマーケティングの一つとして考えているわけですね。

詳しくはこちら

4.スーパーの試食

これは、かなり前から実施されている身近なマーケティング手法ですが、今でもよく見かけるということは効果があるということだと思います。

 

「新商品や他の商品と比べると値段が高いものは、中々試しづらい…」

 

こういったことを感じる人に向けたマーケティング活動でついつい買ってしまうことはありますよね。

5.カルディ(コーヒー無料)

出典:prtimes

イオンなどショッピングモールでよく見かけるカルディですが、コーヒーを無料で配布しています。

 

普段から利用している人からしたらおなじみの光景かもしれませんが、よく考えるとコーヒーの配布ってお金かかるよね?と思ってしまいます。

 

これは、カルディのお店のコンセプトで考えると納得ですが「コーヒーと輸入食品のワンダーショップ」と謳っています。

実施するなら大胆に!?

大手企業から身近なキャンペーンのマーケティングをみてみていかがだったでしょうか。真似できる部分もあると思います。

 

個人的に大切だと感じるのは、これだけ多くのキャンペーンが実施されていると消費者もクーポン慣れしてきているので、多少のお得を伝えてもすぐに集客にはつながることはないので注意が必要ですね。

 

皆様の参考になれば嬉しいです。