お問い合わせ

SNSマーケティングが上手な企業ランキング【フォロワー数調べてみた】

SNSマーケティングが上手な企業ランキング【フォロワー数調べてみた】

SNSの利用が一般的となってきた昨今では、企業のマーケティングにおいてもSNSは欠かせないものとなっています。活用の仕方次第では、非常に少ないコストで高い効果を上げられることも。

 

インターネット上送客数グラフ

出典:PARSE.LY

 

ちなみにアメリカでは、2015年7月頃からインターネット上の送客数において、Facebook経由がGoogle経由を上回っているなど、SNSマーケティングの重要性は年々高まっていると考えられます。

しかし、まだまだ活用できていない企業も多いのではないでしょうか。

 

今回はSNSマーケティングの基礎的な知識や、事例を各SNSごとの特徴を踏まえながらランキング形式でご紹介していきます。

 

SNSマーケティングとは

FacebookやTwitterなどのSNSを活用したマーケティング手法です。SNSマーケティングの魅力は何といっても顧客との直接的なコミュニケーションが行える事。タイムリーに情報を伝え、直接反応をうかがうことができるので、効果的なマーケティングが可能となります。

また、各SNSにはその特性と期待できる効果が異なります。

 

ここからは、それぞれのSNSの特性と共に、フォロワー数の多い企業のランキング形式で見ていきたいと思います。
フォロワー数の多い企業はどんな投稿をしてファンを増やしているのか…。ぜひSNSマーケティングの参考にしてみてください!

Twitter

スマホ Twitter画面

140字以内でつぶやく(=ツイート)という手軽さが人気のSNS。特に10代~30代の利用者が多く、若年層をターゲットとしたマーケティングを検討している企業にはおすすめ。

ただ、1回で発信できる情報量が少ないのが難点。また、拡散のスピードがかなり速い反面、すぐにツイートが埋もれてしまうので、定期的な投稿と投稿時間を工夫することが求められます。

 

【企業フォロワー数ランキング】(2020.01.10現在)
1.ローソン[478万]

2.スターバックスコーヒー[475.1万]

3.セブン-イレブンジャパン[324.4万]

4.マクドナルド[299.9万]

5.ファミリマート[178.9万]

 

 

Twitterは匿名での投稿となります。そのため、投稿を見ている人は「どんな人が投稿しているんだろう」と気になることも。ローソンの自己紹介欄には「ローソンクルー♪あきこです(^^)」とありますが、担当を一人決めて運営するのも良いですね。その人らしさや、「ゆるさ」が感じられると親しみを感じます。

また、「フォロー&リツイートで○○」のようなキャンペーンを打つのも効果的。これまで情報が届かなかった人にもリーチできる可能性が広がります。

Facebook

スマホ Facebook画面

Facebookは実名で登録するSNS。そのため、情報の信頼性が高いところが利点。また、イベントページを作成したり、広告を打ったりとその使い方は様々な工夫ができます。

さらに、Facebookは世界中で利用されており、2019年3月時点でアクティブユーザー数が23億8000万人とかなり利用者が多いSNSの一つです。主に30代~40代のユーザーを中心に支持されています。

 

【企業いいね!数ランキング】(2020.01.10現在)
1.JAPAN AIR LINES(JAL)[196.5万]

2.ANA. JAPAN[181.1万]

3.ソフトバンク(SoftBank)[138.9万]

4.Amazon.co.jp[132.2万]

5.スターバックスコーヒージャパン Starbucks[124.2万]

 


Facebookは、面白さや親しみやすさと同時に、信頼性や丁寧さが求められます。文字制限がないため、必要な情報を情報を伝えることができます
しかし、長文の文章だけでは、読んでいる途中に離脱してしまうユーザーも。改行して読みやすくするのはもちろん、写真や動画、イベント情報、などを組み合わせながら楽しく読んでもらえる工夫が大切です。

また、Facebookのコメント機能は1対1ではなく、全体で会話をするようにコメントを送り合えるのも特徴かなと思います。

Instagram

スマホ Instagram画面

写真や動画メインのシンプルなSNSです。文章を介さないので、投稿するのも、投稿を閲覧するのも手軽。
最近では#(ハッシュタグ)検索を活用する若者が増えており、#(ハッシュタグ)を用いたマーケティングも活発になってきていますね。
ユーザー層は主に10代~20代。特に女性に人気があるようです。

 

【企業フォロワー数ランキング】(2020.01.10現在)
1.Nissan[520万]

2.Honda[400万]

3.Pokemon[300万]

4.TokyoDisneyResort[240万]

5.スターバックス公式[240万]

 

 

 

「インスタ映え」などという言葉も流行しましたが、Instagramでは前提として、いかに素敵な写真・動画が投稿できるかということがカギになってきます。ディズニーでは、積極的にハッシュタグを活用。#tokyodisneyresortのタグをユーザーと共に育てている様子がうかがえます。

YouTube

YouTube画面
ユーザーの多さ・利用層の厚さが特徴的なYouTube。2019年3月時点で利用者は世界で19億人を超えており、国内の10代男性に限っては7割以上が「毎日利用してる」ほどの世界最大の動画プラットフォーム。

動画によって、手軽に多くの情報量を発信することができます。また、他のSNSとの相性もよく、組み合わせて使用する企業がほとんどですね。

 

【企業チャンネル登録数ランキング】(2020.01.10現在)
1.avex[501万]

2.UNIVERSAL MUSIC JAPAN[372万]

3.The Official Pokemon YouTube channel[325万]

4.Warner Music Japan[227万]

5.Sony Music(Japan)[160万]

 

 

ポケモン以外、上位は音楽関連の企業が目立ちますね。YouTubeは音楽視聴の目的で使用している方が多いということもその背景として影響していそうです。

また、CD発売前にYouTubeにアップする企業も増えてきました。YouTubeの台頭により、まずは実際web上で曲を聴いてもらってファンを増やし、CD購入やライブ動員を促すという販売の仕方にシフトしていますね。

LINE公式アカウント

LINE公式アカウント

出典:LINE公式アカウント

国内で一番ユーザー数の多い「LINE」。そのLINEでの、個人アカウントではなく、企業による公式アカウントにてSNSマーケティングを実施する企業が増えてきています。
情報を届けたいユーザーに直接メッセージを配信できるのが大きなメリット。情報だけでなくクーポンを配信するなどの工夫を凝らして運用している企業もありますね。

 

【企業友だち数ランキング】(2020.01.10現在)
1.楽天市場[4,999万]

2.ソフトバンク[4,007万]

3.ユニクロ[3,700万]

4.コカ・コーラ[3,612万]

5.DHC[3,521万]

 

ラインスタンプ

LINE公式アカウントはなんといっても「スタンプ」の充実化によって友達登録者数を増やしている印象があります。可愛いスタンプを得るために友達登録をするユーザーが多いみたいです。

また、ゲームへのリンクを流していたりクーポンを配信したりすることによって販売促進を行っている企業が多いですね。
自動返信される公式アカウントもありますが、個別でメッセージのやり取りができる公式アカウントも。企業のニーズによって、様々な活用の仕方ができそうです。

TikTok

最近、10代の若者中心に人気なのが、ショートビデオプラットフォームである「TikTok」。中国のByteDance社が開発・運営しています。
手軽に動画編集・投稿ができることで人気を博しています。最近では、企業もマーケティングとして活用し始めています。

 

【企業フォロワー数ランキング】(2020.01.10現在)
1.Popteen編集部[44.2万]

2.egg[32.9万]

3.日本相撲協会公式[18.5万]

4.avex[14.1万]

5.NBA Japan

 

 

@sumokyokai関取が抱っこ!赤ちゃん抱っこ撮影会の様子です。#sumo #相撲 #赤ちゃん #baby♬ パプリカ – Foorin


ランキングを見ていると、小学生~高校生の10代をターゲットとした企業が力を入れてTikTokを運用していますね。若年層の利用が多いTikTokならではかもしれません。

また、意外なところとしては「日本相撲協会公式」がランクイン。人気が下火になりつつある相撲界を盛り上げていこうとファンとの距離を近づける狙いがありそう。試合の真剣な姿だけでない、オフの部分が見れるとより親近感がわきますね。

まとめ:長期的な運用でユーザーとつながる

いかがだったでしょうか。

どの企業も長期的に、高頻度に情報発信をしていて、ユーザーの心を離さない工夫がされていると感じます。

 

もちろん、最近よく聞く「バズる」ような面白い投稿ももちろん良いですが、上手くいっている企業は、まずフォローしてもらい、投稿を見てもらい、ファンになってもらい、そしてユーザー自身が発信者になってもらうところまでの道筋をきちんとデザインしていました。

 

ユーザーと心の距離をいかに近づけられるかというところがポイントとなりそうですね。

 

Lipronext編集部
Lipronext編集部
編集部
リプロネクストのサービスに関連するお役立ち情報などを日々配信中。