リアルなオープンキャンパスの開催が困難となり、オンラインでのオープンキャンパスが注目されている現在。
大学や専門学校では、Googleストリートビューを活用したオープンキャンパスや、大学キャンパスツアーを実施しています。
ここでは、Googleストリートビューを活用した大学キャンパスツアーのメリットと、大学キャンパスツアーの事例をご紹介します。
「Googleストリートビューで大学キャンパスツアーをするメリットとは?」
「Googleストリートビューで大学をPRしたい!」
このようにお考えの広報担当の方はぜひ、参考にしてください。
目次
Googleストリートビューは、Web上に公開された360度パノラマビューの空間を矢印で操作して、空間を見て回るコンテンツです。
360度見渡せるので、実際にその場を歩いているかのような体験が可能になります。
2020年からリアルなやりとりが困難となり、これまで通りのオープンキャンパスの開催が難しくなりました。そこで、学校のリアルな雰囲気をオンラインで届ける方法として、Googleストリートビューを導入する学校が増えたのです。
大学のキャンパスツアーにGoogleストリートビューを使うメリットはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、3つのメリットをご紹介します。
今までのリアルなキャンパスツアーでは、参加者は開催時間に合わせてキャンパスまで足を運ぶのが一般的。そのため、遠方の方や予定が合わない方に学校の雰囲気を届けるのは困難でした。
しかし、インターネット上に常にあるGoogleストリートビューでは、いつでも、どこでも、どこからでもリアルなキャンパスを体感してもらえます。
「予定が合わずに参加できなかった…」というようなことも防げるので、多くの人に学校の魅力を知ってもらえるのです。
広範囲にPRできれば県内だけでなく、県外の入学希望者にも魅力を届けられるでしょう。
Googleストリートビューは、一度制作すれば何度でも繰り返し使用可能です。もちろんランニングコストもかかりません。
Googleマップや大学のHPに埋め込めば、いつでも大学をPRしてくれる有力なツールになります。
大学の入学希望者はもちろん、まだ校舎を把握していない新入生にも効果的。幅広い方に学校の雰囲気を知ってもらえるのです。
活用する際は、リアルなオープンキャンパスや、キャンパスツアーと組み合わせて活用することをおすすめしています。
リアルなオープンキャンパスやキャンパスツアーでは、薬品を扱っている部屋や一般の方の立ち入りが難しい部屋もありました。
しかしGoogleストリートビューを活用すれば、学生や参加者が危険物に触れるリスクを防ぎ、安全に校内を紹介できます。学校の魅力を隅々まで紹介することで、ユーザーの理解も深まるでしょう。
制作するコンテンツには、学生や先生を映すのが効果的。学校生活のイメージが湧き、学校の雰囲気をより一層伝えられます。
それでは早速、大学キャンパスツアーの事例をご紹介します。
ぜひGoogleストリートビューを動かしながら、学校キャンパスツアーを体験してください。
まずは、1882年からの歴史を持つ早稲田大学。2011年の12月に公開したストリートビューは、早稲田大学のHPにて掲載されています。
キャンパス内を散策し、早稲田大学のシンボルでもある大隈銅像や、演劇博物館、大隈記念講堂や大隈庭園などの有名なスポットをストリートビューで楽しむことも。
足を運ぶことが困難でも、ストリートビューなら気軽に散策できそうですね!
▶︎▶︎早稲田大学HP 「Googleマップのストリートビュー公開」はこちら
続いては、日本赤十字看護大学です。
赤十字の原則である「人道」を教育理念に掲げ、人々の健康と幸福に貢献できる人間性豊かな看護専門職の育成を目指しています。
Googleストリートビューの大学キャンパスツアーでは、実習室から、学生ラウンジ・図書館など、学ぶ場所からくつろぐような場所まで閲覧できます。
岩手大学は、岩手県盛岡市にある国立大学です。
2018年に撮影されたGoogleストリートビューでは、岩手大学上田キャンパスを見ることができます。
岩手大学構内にある国指定重要文化財・農学部附属農業教育資料館などの施設や、学部ごとのキャンパスを実際に歩いているような体験ができます。
それぞれ学部ごとに分かれているので、気になる学部から見ることができるのが嬉しいですね。
▶︎▶︎岩手大学HP 「Googleストリートビュー」はこちら
東京都八王子市にある東京薬科大学は、自然に囲まれた景観が有名で、ドラマや映画のロケ地としても使われているそう。
Googleストリートビューでは、美しい景観を余すことなく体験できます。
施設内では図書館や、普段は見ることができない薬用植物園も体験可能。ぜひ大学のHPから体験してみてください。
▶︎▶︎東京薬科大学HP 「Googleストリートビュー公開」はこちら
少し散策してみると、どの建物も同じような様式でキャンパス全体が統一感のある雰囲気。また大きな噴水も素敵です。
このように、Googleストリートビューを活用すれば海外の大学でさえも、簡単に散策することができるのです。留学生にとっても安心できますね。
東京都立大学の南大沢キャンパスを、Googleストリートビューで体験できます。
実際に訪れた際は、校舎全体を見渡すのは難しいですよね。ですが、広いキャンパス内もストリートビューなら、ワンクリックでスムーズに移動できます。
東京都立大学のキャンパスツアーは、Googleマップや公式サイトから体験できますよ。
聖学院大学は、埼玉県にある大学。公式サイトでは、大学の敷地内をGoogleストリートビューで見て回れます。
校舎内に入ることはできませんが、キャンパスの外観を見渡せます。綺麗に整備された木々が目を引きますね。
公式サイトでは大学チャペル内も360度パノラマ体験できるので、気になる方は、ぜひそちらも体験してくださいね。
関西大学の関大千里山キャンパスです。2012年の撮影からキャンパス内が大きく変わっため、2020年4月にGoogleストリートビューをリニューアルしました。
建物から学校裏まで、キャンパス内の隅々まで見ることができます。また、ポイントごとに学生が施設紹介を行なっており、学校の雰囲気が感じられますね。
これから入学を考えている高校生の方はもちろん、新入生や卒業生の方も楽しめる大学キャンパスツアーです。
専修大学は、東京都千代田区・神奈川県川崎市にキャンパスを構える私立大学です。リプロネクストが制作を担当させていただきました。
インドアビューでは創立140周年記念として2020年に建てられた新校舎内を見ることができます。
16階全てを撮影し、ポイント数は最多の227ポイントでした。
学生が普段使う教室はもちろん、食堂や図書館などもインドアビューで体験することができます。
自宅にいながら施設内を見ることができるので、入学を考えている方は保護者の方と一緒に見ることで安心感が高まりそうですね。
最後は、明倫短期大学のインドアビューです。こちらも、リプロネクストが制作を担当させていただきました。
オープンキャンパスの日程が合わない方や遠方に住んでいる方、保護者などに、大学の魅力をもっと知ってもらいたいという想いからご依頼をいただきました。
実習の部屋を360度ぐるりと見渡せれば、大学生活を具体的にイメージできますね。
立教大学は、大学の図書館をGoogleストリートビューで公開しました。
2012年11月にオープンした池袋図書館は、最大収蔵可能冊数200万冊、閲覧席数は1,520席という大規模図書館です。Googleストリートビューでは、その広さを体験できます。
その場に訪れたような感覚で図書館内を見て回れるので、公式サイトやGoogleマップからぜひ、雰囲気を味わってみてください。
ここでは、大学キャンパスツアーの制作費用についてご紹介します。
費用は撮影範囲によっても異なりますが200,000円~。撮影範囲は300~500㎡(25~50ポイント)、1~3階までの撮影となります。
詳しくはこちらからお問い合わせください。
今回は、Googleストリートビューを活用した大学キャンパスツアーのメリットと事例をご紹介しました。
リアルなキャンパスツアーが難しい中でも、Googleストリートビューはいつでも学校の魅力をPRできます。今後、リアルなキャンパスツアーが開催されるようになっても、いつでもアクセスできるコンテンツはこれからの時代必要になるのかもしれません。
大学の魅力を多くの人に届ける方法の一つとして、Googleストリートビューに興味をもっていただければ嬉しいです。
弊社では、Googleストリートビューの撮影から公開、そして活用法もサポートしております。Googleストリートビューについてご相談がありましたら、お気軽にこちらからお問い合わせください。