こんにちは! 広報・メディア担当のたかはし(@stakahashi_ln)です。
2021年1月26日(火)に、佐渡総合高等学校でビジネス情報系列を選択している3年生に向けに開催された起業家育成授業に弊社代表の藤田が登壇しました。
高校生への授業というと、昨年6月に五泉高等学校で行ったVR授業ぶり…!
■関連記事:五泉高校でVR授業を実施!【高校生と作るVR広告の道のり|vol.1】
ふじた
と緊張しつつも、生徒の皆さんからは起業やVRの事業を中心にたくさん質問が出てきて、VRを活用したビジネスアイデアもたくさん飛び出してきました!
今日はそんな授業当日の様子をお届けします!
佐渡総合高校は2年次より、人文自然科学、農産加工、ビジネス情報などの6つの系列に分かれ、より専門分野に特化した実践授業を行っています。今回はビジネス情報系列を選択する3年生29名の生徒の皆さんに、中小企業庁の起業家教育事業の一環として出前授業を行いました。
ビジネス情報系列の3年生は毎年、模擬会社を設立。他系列の生徒が生産・製造した商品を仕入れ、島内外のイベントで販売を行うなど、模擬会社の運営を行いながらビジネスの基本を学んでいます。
今回は、コロナ禍でイベントの中止やPRの機会が制限される中で、観光地佐渡の魅力を県外・国外へ発信するツールとして弊社のVRコンテンツについて担当の先生からご注目いただき、このような機会をいただきました!
それでは、授業の様子を見ていきましょ〜!
5限、6限の時間で出前授業はスタート! グループワークを交えながら、起業エピソードやVR×広告について伝え、後半はスマホVRゴーグルで実際にVR体験も行いました。
今回の授業のテーマは大きく3つ。それではテーマごとにプレイバックします!
まずは、リプロネクストが取り扱う「広告」のお話をしました。
「広告」は、”企業・商品・サービス”と”買いたい人(消費者)”を繋ぐもの。リプロネクストは、広告の中でも特にWebを通して商品・サービスの魅力をリアルに届けています。そういった部分を実際のVRコンテンツを見てもらいながら伝えました。
例えば進学先を選ぶ時、ホームページ上に360度ぐるりと見渡せるバーチャルキャンパスツアーがあると、キャンパスの様子を”体験”に近い形で届けることができ、具体的な進学後のイメージを促すプロモーションツールになります。
▼▼画像の上でクリック&ドラッグすることで、バーチャル体験ができます▼▼
■制作実績:東京海洋大学様【バーチャルキャンパスツアー制作】
事例に触れることで、ビジネス分野で活用されるVRコンテンツのイメージが伝わっていたら嬉しいです!
続いてのトークテーマは「起業」。実は、参加者の中には「将来、起業してみたい!」 という夢を持つ生徒さんもいたんです!
簡単なグループワークで「社長ってどんなイメージ? 」「仕事ってどんなイメージ?」について考えてもらうと、社長は「外車に乗っていそう!」「お金持ち」などの派手なイメージが強いようでした!
2017年に起業した代表の藤田は、当初、机一つのシェアオフィスからスタート。仕事をしながらアルバイトをしていた過去のストーリーや失敗談も交えながら、今ではスタッフが増え、仕事の幅も広がっているというリアルな会社の歩みを届けました。
そして、自身の学生時代のエピソードも…! 高校はひたすらサッカーにハマり、当時はサッカー関連以外の仕事は考えられない! と思っていた藤田少年ですが、大学では打って変わってラクロスに熱中します。
この体験から、
ふじた
ということに気づいたのです。
代表・藤田の場合、「目標を立てる→その目標達成に向けて練習する→結果が出て人に喜ばれる(チームで喜べる)」というのがハマる際の共通点。
それが起業し、社長としてチームを持ちながら、目標達成に向けて進む今に繋がります。
話の後には高校生から「やりがいを感じる時は?」「一番印象に残った仕事は?」「仕事を辞めたくなったことは?」などの質問が。
さらには「利益はどうやって出しているんですか?」という、経営目線での質問もあり、生徒の皆さんのビジネスへの関心度の高さに驚きました!
たかはし
後半は実際にスマホ用のVRゴーグルでVRコンテンツを体験してもらいました!
たかはし
警察官の1日体験コンテンツの事例やジェットコースターのVR動画などを体験してもらい、皆さんぐるぐると顔や体を動かしながら楽しんでくれました。
「VRは時間や距離の問題を埋められる」ということがわかっていただけていたら嬉しいです…!
最後には「VRはどんなことに使えるか?」についてグループワーク。
たかはし
発表タイムでは、
・観光PRとして、トキの目線で佐渡を体験できるVRコンテンツ
・ランニングマシンとVRを組み合わせて、佐渡を走っている気分を味わえるコンテンツ
・佐渡の空き家をVRで紹介する
などの佐渡の地域活性化に関連するVRコンテンツや、
・避難訓練をVRで擬似体験する
・バイクの商品PRとして、VR動画でツーリング体験
・星野源の目線で楽器を演奏できるエンタメコンテンツ
など、どれも実現したくなるような素晴らしいアイデアばかりでした…!
私たちも新潟を拠点に事業展開をする企業として、新潟の地域活性化に繋がるVRコンテンツを今年はさらに増やしていきたいと思っています。
皆さんが社会人になった時に、いつか一緒にお仕事できる日がきたら…と心から思いました。
たかはし
今回の授業を通して、藤田が生徒の皆さんに伝えたかったことは、
・ハマれることには共通点がある
・最初からうまくはいかない
・失敗を恥ずかしがらない
の3つです。
生徒の皆さんの中には熱中しているものがある人もいれば、何がやりたいかを探している人もいると思います。
藤田は自分の過去も振り返った上で
「今好きなことがある・ないが全てではないので、色々行動をしてみよう!」というメッセージを届けました。
私も学生の頃はとにかく「これがやりたい!」「やってみたい!」という自分の気持ちを一番に色んな場所に行き、とにかく自分の好きの感覚を大切に動いていました。結果、やりたい仕事を見つけることにも繋がりました!
たかはし
最後には「一緒に挑戦していきましょう!」というスライドで、授業は終了!
事前に会社のことを調べた上で、真剣に授業に耳を傾けてくださった生徒の皆さん。本当にありがとうございました!
佐渡総合高校での「起業とVR×広告」をテーマとした出前授業の様子をお伝えしました。
あ、そうだ私もちょこっとだけ「広報」の仕事についてお話させていただいたんですよ…!
会社の中に「広報」という仕事があるんだ! ということが少しでも伝わっていたら嬉しいです…!
今回は、私たちから仕事のことや起業について伝えさせていただく時間ではありましたが、逆に私たちも佐渡総合高校の皆さんからたくさん刺激をもらい、学びをいただきました。
3年生は間もなく卒業を迎え進学、就職…それぞれの道へ進みます。皆さんが自分らしく、伸び伸びと”やりたいこと”を見つけて、ハッピーに過ごしていってほしいと心から願っています。
そして、島外・県外に出る皆さんも新しい世界でたくさん経験し、人と出会い、吸収することで、また新たな地元の魅力発見に繋がるんじゃないかなと思います。
佐渡総合高校の先生、生徒の皆さん本当にありがとうございました!
このご縁がまた繋がっていくと信じています!