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Ready forプロジェクト公開までの詳しい流れとは?【シンプルプラン向け】

インターネットを通して、想いに共感した人・活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募る「クラウドファンディング」。

 

2011年3月に、日本初のクラウドファンディングサイトとしてサービスを開始した「READY FOR」では、いまや数々のプロジェクトの種が生まれ、実現しています。

 

そんな、READY FORによって、クラウドファンディングを始めたいけれど、「どのようにページを編集し、公開までもっていけばよいのか知りたい」「ページ編集から公開までのスケジュールはどのように考えればよいかわからない」という方も多いと思います。

 

筆者もそのような情報を掴めず、はじめは予定していた公開日から10日ほど遅れてスタートしたプロジェクトもありました。

 

そこで、READY FOR(シンプルプラン)での、プロジェクトの公開までの流れを詳しく解説します。こちらを参考に、効率よくプロジェクトを編集し、ベストなタイミングで公開・プロジェクトの実現を目指していただけたら嬉しいです!

 

READY FORの特徴

ready forサイト
冒頭でも触れましたが、READY FORは、2011年にサービスを開始した日本初のクラウドファンディングサービス。
クラウドファンディングサービスの中でのプロジェクト数が日本最大級である点・手数料が安いという点で人気を集めています。

 

また、READY FORは現在「All or nothing」という形式を採用。期間内に目標金額に1円でも達することができなかったら、それまで集まった資金は受け取ることができないのです。
したがって、プロジェクトを始めたからには、「何が何でも成功させる」という覚悟を持って取り組む必要があるでしょう。

クラファンは、公開後5日間がカギ!?

今回なぜ、プロジェクト公開までの流れを発信しようと思ったかというと、プロジェクト公開のタイミングが非常に重要だからです。ベストなタイミングで公開するためにも、公開までの流れを把握したうえで編集していく必要があります。

 

クラウドファンディングでは、公開後5日間が非常に重要。READY FORのデータには、「公開後5日間で目標金額の20%を達成しているプロジェクトの、クラファン成功率は90%」というものが。公開後5日間で20%を集めるためにも、プロジェクトのターゲット層から注目が集まりやすいベストなタイミングで公開することが大切です。

シンプルプランの公開までの流れ

クラファンの流れ
前置きが長くなってしまいましたが、ここから超具体的に公開までの流れをお伝えしていきます。

1.プロジェクトの申請

編集画面
ログイン後、プロジェクト編集画面は上の画像のような形になっています。ここからまず行うのが、「STEP1 契約書の編集」です。

 

契約書には以下、4つの編集項目があります。
1.共通
2.カテゴリ別
3.共通(参考情報)
4.カテゴリ別(参考情報)

それぞれ見ていきましょう。

 

まずは、「1.共通」。実行者情報やプロジェクト成立時の振込先、緊急連絡先、目標金額の設定、早期入金オプションの有無の確認などの項目があります。

 

カテゴリ別編集画面

続いて、「2.カテゴリ別」。各カテゴリ別に入力項目が変わってきます。参考までにイベントでは、開催日時、開催場所、主催者、イベント情報、プロジェクト実施完了日などの項目があります。

 

次は、「3.共通(参考情報)」。これまでの活動実績や、Facebookアカウント、団体種別、目標金額=必要な金額かどうかの確認、海外での活動かどうかの確認、プロジェクトの内容、プロジェクト実施に必要な金額などについての入力項目があります。

 

カテゴリ別(参考情報) 編集画面

契約書の最後は、「4.カテゴリ別(参考情報)」。参考までにイベントを選択すると、プロジェクトの開催場所の確保状況、屋外での場所が含まれているのかどうか、ゲストの有無など、プロジェクトの実現可能性についての報告が必要となっています。

 

契約書 プレビュー
その後、申請のボタンを押すと契約書のプレビューが閲覧できるようになります。2~3日程度で審査が行われ、修正箇所の連絡・修正を行い、再提出。1回~2回の修正で審査は通ると思いますので、契約書の編集・申請通過まで5日はみておくと良いでしょう。

 

契約書は必要な情報がきちんと入っていればすんなりと通ると思いますので、あまり不要なものは入れすぎないように注意しましょう。

2.ページの掲載準備

続いてはページの掲載準備。いよいよ「ページの編集」です。

 

ページ編集画面には以下、4つの編集項目があります。
1.基本情報
2.ストーリー
3.カテゴリー
4.リターン

それぞれ見ていきます。

 

 

基本情報 編集画面

まずは、「1.基本情報」。タイトルと画像、プロジェクト概要、募集期間、URLの設定などがあります。プロジェクトの画像は、READY FORサイトや、SNS等でのシェアなどでサムネイルとして使い続けることになりますので、一目でプロジェクトについて分かるような画像を用意しましょう。

 

ストーリー 編集画面

続いては、「2.ストーリー」。こちらは、クラウドファンディングページのメインの部分になります。比較的自由に編集できるので、「共感できる」「応援したくなる」ような素敵なページに仕上げていきます。

 

カテゴリー 編集画面

次は、「3.カテゴリー」。カテゴリーやタグを選んでいきます。

 

リターン 編集画面

そして最後に「4.リターン」。それぞれ、タイトル、価格、説明、在庫数、発送予定日、画像、支援者への質問を追加することができます。
ページの編集中に順番を入れ替えることはできませんが、ページを公開すると自動的にリターンの金額順に掲載されます。

その後、契約書の時と同じようにページを申請します。こちらも2~3日程度で審査が行われ、修正、再提出を1~2回行います。審査通過まで6日間ほどみておくと良いと思います。

3.プロジェクトの公開

公開日決定メール
「契約書」「ページ」どちらも編集・審査が終了したら、公開準備が整った旨のメールが届きます。メールへの返信という形で公開日と終了日をお知らせします。
それぞれの編集もなかなか大変ではありますが、クラファンはページを公開してからが本当の挑戦です。余裕を持って、ベストなタイミングで公開し、公開後5日間で20%以上を達成できるよう走っていきましょう!

編集・ページ公開における注意点

READY FORの編集・ページ公開において、やってみないとわからないような注意点がいくつかあるので、こちらも紹介します。

1.同時編集は避けるべし

注意点①
READY FORの編集画面は、「ページ移動時自動上書き保存」です。したがって、同時に編集画面を開いている場合は、後からページを移動した人の編集画面が最新とみなされてしまうんです。
なので、せっかく編集していたものが消えてしまうなんてことも…。

 

なるべく同時編集は避けるか、チームで声を掛け合いながら細心の注意を払ってページ移動を行う必要があります。

2.直接入力ではなく、Word等で編集・貼り付けるべし

特に「ページ編集」時、REDY FORの画面への直接入力では、フォントが勝手にバラバラになってしまったり、文字の大きさを変えることができなかったり…と不便な点が多々あります。

Word等で設定した、フォントや文字の大きさについては、READY FORにも反映されるため、こちらをコピー&ペーストするほうがきれいな仕上がりとなります。

3.公開まで余裕を持って編集・申請すべし

この記事では再三述べていますが、公開までに余裕を持って編集・申請をしてください。ページを公開してしまうと、容易には内容を変更できません。そのプロジェクトについてしっかりと計画を立て伝わるページを作りベストなタイミングで公開できるよう、余裕を持ちましょう。

まとめ:想いを込めたページ作りのためにも、余裕を持って計画しよう

いかがだったでしょうか。
READY FORの公開までの手順を具体的にざっと流してみましたが、イメージが付いたでしょうか。

 

クラウドファンディングは資金調達だけではなく、想いや活動を発信するための広報の機会でもあります。あなたの挑戦が、多くの人に届き、応援してもらえるよう、この記事が少しでも役に立つことができることを願っています。