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病院のプロモーションに動画は有効?メリットや効果的な事例10選をご紹介

【最終更新日:2022年5月11日】

医療業界においても、プロモーションというものは非常に大切なもの。最近は、動画を活用したプロモーションを行う病院やクリニックが増えてきました。

 

「でも、病院のプロモーション動画ってどのようなメリットがあるの?どんな内容にすれば良いかわからない」と思う方もいるでしょう。

 

そこで当記事では、動画でのプロモーションを検討している医療関係の方向けに、動画コンテンツが有効な理由とメリット、事例をご紹介します。

 

一口に動画プロモーションと言っても構成や表現方法は様々。伝えたいものはどんなものなのか?相手は誰なのか?イメージしながら、参考にしていただけたら幸いです。

 

 

1.病院のプロモーションに動画コンテンツは有効なのか?

なぜ、医療業界で動画コンテンツが増えているのでしょうか。それは、文章や画像よりも動画の方が、現場の雰囲気やディテールが伝わりやすいからです。

 

専門知識が浅い患者さんにとっては、現場のイメージをしやすくなるだけでなく、安心感にも繋がります。

 

また、医療現場で働くスタッフにとっても効果的。新しい設備・製品の説明を受ける際や、学会でのプレゼンテーションの際などにも活用されています。

2.病院のプロモーションに動画を活用する3つのメリット

病院のプロモーションに動画を活用するメリットを詳しく見ていきましょう。ここでは3つのメリットをご紹介します。

  1. 専門知識をわかりやすく届けられる
  2. 安心感を与えられる
  3. 情報をスムーズにインプットできる

2-1.専門知識をわかりやすく届けられる

医師から治療方針や病気に関する説明を受けたとき、治療のイメージがしづらいと考える患者さんは多いでしょう。医療の専門知識が浅い患者さんにとっては不安に感じたり、ストレスに繋がることもあります。

 

しかし動画なら、言葉で伝えることが難しい部分もわかりやすく伝えることができます。

 

治療のミスマッチを防ぎ、お互いに納得した上で治療を進めることができるでしょう。

2-2.安心感を与えられる

患者さんにとって、病院に足を運ぶのは勇気が必要なことも。特に入院予定の患者さんは尚更でしょう。

 

このような場合は施設の内部や雰囲気を紹介した動画が効果的。院内の様子を発信することで患者さんは、病院のイメージをしやすくなり、安心感が高まります。

 

また、医院の魅力をまとめた動画を発信することで、他院と差別化につながるでしょう

2-3.情報をスムーズにインプットできる

医療機器や新薬、新しい制度など、医療業界は日々進歩を続けています。

 

医療スタッフはその都度情報をアップデートしていかなければなりません。情報をスムーズにインプットするためにも、動画は効果的です。

 

3.病院のプロモーションに動画コンテンツを使った事例10選

この記事では、全国各地の病院の動画活用事例を集めました。ぜひ参考にご覧ください。

  1. 豊栄病院 採用プロモーションムービー看護師編
  2. 国立がん研究センター中央病院 先端医療科プロモーションビデオ
  3. 坂総合病院 初期研修プロモーションビデオ2010
  4. 「最後のピース」~大阪大学医学部付属病院 未来医療開発部 治験コーディネータープロモーション
  5. 市立函館病院プロモーションビデオ_歴史編
  6. 京都岡本記念病院 新築移転記念PV
  7. いわき市医療センター 採用プロモーション映像
  8. .山形県立新庄病院公式 PV
  9. 社会医療法人祐愛会織田病院プロモーションビデオ
  10. 山口大学医学部付属病院 新病棟紹介映像

各病院のプロモーション動画を詳しく解説していきます。

 

3-1.豊栄病院 採用プロモーションムービー看護師編

まずは、新潟市北区に位置する豊栄病院。看護師の働く姿や言葉をリアルに伝えています。

 

こちらの動画はHPへの掲載やYouTubeへのアップロードだけでなく、テレビCMや動画広告なども用いながら広く動画を発信しています。

 

看護の仕事は、専門知識や技術が必要なのはもちろんですが、”人と人”の関わりが大切なお仕事でもあります。働く人の心や想いが伝わる素敵な動画ですね。

 

▶︎▶︎豊栄病院HPはこちら

3-2.国立がん研究センター中央病院 先端医療科プロモーションビデオ

こちらは、研究内容や治験開発の実績、教育体制などを紹介しているプロモーションビデオ。研究機関として、研究の様子や設備の充実度、グローバル規模で連携をとっているということがわかりますね。

 

また、具体的な数字を交えながら的確に説明されています。5分という中で、魅力が十分に伝わる構成となっています。

 

▶︎▶︎国立がんセンター中央病院先端医療科HPはこちら

3-3.坂総合病院 初期研修プロモーションビデオ2010

こちらは、坂総合病院の初期研修のプロモーション動画。写真素材をベースに文字で理念・価値観を伝えていますね。

 

既にある素材を使う場合は、このように動きをつけることで印象的な仕上がりになります。

 

▶︎▶︎坂総合病院HPはこちら

3-4.「最後のピース」~大阪大学医学部付属病院 未来医療開発部 治験コーディネータープロモーション

「新しい薬」を国に認めてもらうために必要な「治験」という過程。その治験をもっと多くの人に知ってもらいたいという想いで制作されたプロモーションビデオです。

 

治験についてひたすら述べるのではなく、PV風にすることで視聴者がその映像の世界観に入り込みやすくなるよう工夫されていますね。また、感情に訴えかけるような演出もあり、心動かされる動画となっています。

 

▶︎▶︎大阪大学医学部付属病院未来医療開発部HPはこちら

3-5.【2021年版】病院紹介動画 看護師編 ダイジェスト

続いては、自治医科大学附属病院の病院紹介動画です。こちらの病院では採用を目的に「レジデント(研修医)編」「看護師編」の二つの動画をホームページに公開しています。

 
看護師編では、インタビューを紹介して先輩のリアルな声を届けつつ、動画や写真、図を効果的に使って病院の設備や特徴を紹介しています。
 
また一年目の看護師さんが登場し、1日のスケジュールも時系列で紹介しているため、就職後を具体的にイメージしやすい内容になっています。

 

▶︎▶︎自治医科大学附属病院HPはこちら

3-6.京都岡本記念病院 新築移転記念PV

続いては、京都岡本記念病院が制作した新築移転を記念したプロモーションビデオです。

地域を守る「大樹」をモチーフに、絵本の読み聞かせ風にこれまでの軌跡やこれからへの意気込みを伝える動画となっています。

 

1分程度という短い時間で、子どもから高齢者まで幅広い層に伝わる表現がされているという部分がポイントです。

 

▶︎▶︎京都岡本記念病院 HPはこちら

3-7.いわき市医療センター 採用プロモーション映像

続いては、いわき医療センターのプロモーションビデオ。

一人ひとりのスタッフの「経験と想い」に注目して、映像と言葉で伝えるという内容となっています。

 

病院全体の理念や価値観ではなく、あえて一人ひとりに注目し、「人」を大切にしているという部分を印象づけるプロモーションビデオになっています。

 

▶︎▶︎いわき市医療センターHPはこちら

3-8.山形県立新庄病院公式 PV

続いては、研修医を募集する目的で制作された、山形県立新庄病院の公式PVです。

実際に働いているスタッフの方々が、この病院をどのように捉えているのかという部分にフォーカスしています。

 

小さな病院だからこそ経験できることについて、リアルな言葉で語られているので、研修医を目指す人に響く動画になっています。

 

▶︎▶︎山形県立新庄病院HPはこちら

3-9.社会医療法人祐愛会織田病院プロモーションビデオ

続いては、祐愛会織田病院の取り組みを紹介するプロモーションビデオ。

こちらでは、ドキュメンタリー番組風のナレーション・動画構成を用いることによって、地域を支える病院という誇りと、挑戦し続ける姿勢を感じさせる動画ですね。

 

▶︎▶︎社会医療法人祐愛会織田病院HPはこちら

3-10.山口大学医学部付属病院 新病棟紹介映像

最後は、山口大学医学部付属病院の新病棟紹介映像です。主要機能を集約した新病棟を建設したことをPRする動画となっています。

 

最新の設備の紹介だけでなく、空撮などが取り入れられていたり、ホスピタルアートが盛り込まれていたりと病院自体に親しみを持てるような演出が散りばめられているのが特徴

 

また、BGMや現場の音声、ナレーションと映像の調整が絶妙で、全体的にまとまりのあるプロモーションビデオになっています。なお、1分程度にまとめたダイジェスト版も制作しており、場面に合わせた使い方をしていることが伺えます。

 

▶︎▶︎山口大学医学部付属病院HPはこちら

4.病院のプロモーションに有効な動画コンテンツの活用例

続いて、病院のプロモーションに有効な動画コンテンツの例をご紹介します。今回ご紹介する例は以下の4つ。

  1. PR動画
  2. 採用動画
  3. 患者さん向けの説明動画
  4. 院内スタッフ向けの説明動画

4-1.PR動画

PR動画は、施設・サービスのアピールや、病院内の雰囲気を届ける際に有効です。届けたい情報やシーンをしっかりまとめることで、短時間でも魅力が伝わる動画に仕上がります。

4-2.採用動画

採用向けの動画は、現場の雰囲気やスタッフの声などリアルな情報をまとめると効果的です。

 

また、動画サイトへの公開やSNSで発信することで、誰でも気軽に見ることができます。そのため新卒を含む若年層向けのPRにもオススメです。

4-3.患者さん向けの説明動画

施設内部や働いているスタッフの様子がわかると、患者さんは安心して利用することができます。

 

動画を制作する際は、子供向けなら専門用語を控えたアニメーションというように、ターゲット層に合わせて制作することが重要です

4-4.院内スタッフ向け説明動画

応急処置や患者さんの急変対応の方法などは、動画の方がイメージが湧きます。さらに制作した動画は何度でも繰り返し見ることができるので、全員に理解してほしい基本的なことを効率よく伝えていく上で非常に有用なコンテンツです。

5.動画コンテンツを使った病院プロモーションについてまとめ

今回の記事では、病院のプロモーション動画についてメリットや事例を見てきました。

 

ただ動画を制作するのではなく誰に・何を伝えたいかを明確にし、それを伝えるために最適な表現を検討していくことが大切です。

 

リプロネクストでは、文字や写真では伝えられない魅力を届ける動画制作を行なっております。今回ご紹介した事例を見て「動画でPRを検討したい」とお考えの方はぜひこちらからご相談ください。

Lipronext編集部
Lipronext編集部
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