
360度パノラマ画像で、実際にその場にいるかのような体験ができるGoogleストリートビュー。実用的な活用法のみならず、世界の名所巡りや絶景スポット見学などエンタテイメントとしての楽しみ方も定着しつつあります。
そこで今回はGoogleストリートビューで見ることができる面白事例を紹介します。「こんなところも!?」と思わず声に出したくなるようなシーンも登場しますよ。
Googleストリートビューとは、Googleが無料提供している地図サービス。360度ぐるりと見渡せるパノラマビューが特徴で、検索地域の周りの風景やお店の内観などを確認できます。
2020年の新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、Googleストリートビューのニーズは広がりを見せており、学校・施設を案内するバーチャルツアーや観光スポットのPRツールとしても再度注目を集めています。
ここまで一般的なGoogleストリートビューの活用方法について紹介してきましたが、ここからはちょっと変わったストリートビューの事例を紹介したいと思います。360度画像で記録するだけで、通常の撮影とはまた違う新鮮な気分が味わえるはずです。
最初に紹介するのは、アメリカにあるヨセミテ国立公園でのロッククライミングの様子です。クライマーと一緒に絶壁を登っているような気分を味わうことができます。ロッククライミングの名所をストリートビューで体験できるとは驚きですね。岩壁から視線を180度動かすと、ヨセミテ渓谷の絶景が広がっています。真下に視点を動かすと…足がすくむ感覚を味わえますよ(笑)
続いてはこちら。新潟県出身者であれば、馴染みのある方も多いのではないでしょうか。東京駅 – 新潟駅を繋ぐ上越新幹線の車内の様子です。公共交通機関の内部もストリートビューで見ることができます。自由席のほか、特別車両のグリーン車の内部へと移動も可能です。新幹線を細部まで見る機会はなかなかないと思うので、ストリートビューでチェックできるのは面白いですね。
ストリートビューで海の中を探検できるのはご存知の方もいるかもしれませんが、こちらでは海女さんのお仕事を擬似体験している気分を味わうことができます。海に潜って海藻を採集する様子や、ウニを持ってこちらに向かって泳いでくる姿は臨場感がありますね。
なんとこちらは秋田犬目線で雪景色の中を歩いているような体験ができます。秋田犬の背中にカメラが装着されているようで、犬の目線で土地の広がりを感じることができますね。それにしても、後方に視線を向けると尻尾がモフモフとしていて、何とも可愛らしいです。
世界で最も火口に近づける活火山として有名なバヌアツ共和国にあるヤスール火山。噴煙吹き上げるとてもリアルな様子がストリートビューで確認できます。火花が散っている様子は幻想的でもありますね。ストリートビューでは、このように中々行けないような場所も体験できるのが魅力です。
長崎県にある無人島で、通称・軍艦島で知られる人気観光スポットもストリートビューでバーチャルツアーをすることができます。かつては島内に小中学校や病院、映画館やパチンコホールも揃っていたようで当時の住人の息遣いを感じながらぐるりと探検することができます。
最後に紹介するのは、東北3大祭りの一つ「青森ねぶた祭」のねぶたが目の前に広がるストリートビュー。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年の開催は中止となりましたが、このストリートビューからはその迫力をいつでも体験することができます。人気キャラクターや伝統的なモチーフなど様々なねぶたをチェックしましょう。
いかがでしたでしょうか。こうやって見ていくとGoogleストリートビューは単に道案内や施設を紹介するのではなく、様々な活用方法があることがお分かりいただけたと思います。
また、ストリートビューを使えば世界どこへでもアクセスできるので、自宅にいながら普段はできない面白体験ができるのも魅力です。今後もどんな活用アイデアが飛び出してくるのか、目が離せませんね。
こちらではGoogleストリートビューの活用事例やお役立ち情報をまとめています。より具体的な活用方法なども紹介しているので、合わせてご覧ください。