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経営
2019.07.01

原価計算よりも価値計算が必要な理由【モノと情報が溢れる社会は価値計算へ】

商品・サービスの価格を決める時に「原価計算」と「価値計算」の2つの考え方があります。
今回は、この2つの考え方の紹介と、
モノと情報が溢れる社会では、原価よりも価値を考えることがより重要となっていくため詳しく説明していきます。

 

原価計算よりも価値計算が必要な理由【モノと情報が溢れる社会は価値計算へ】

原価計算とは

商品・サービスの内容や価格を決める際にもっとも一般的な考え方で、仕入れの価格、商品・サービスを提供するための時間、投資費用などから利益を考えて決めていく計算方法です。

例えば、パン屋さんであれば、仕入れの小麦粉が1個約30円で、つくるのに2時間かかるから、1個150円にしようという計算方法です。

価値計算とは

商品・サービスの価値を高めることを先に考えて、商品・サービス設計や価格設定を行っていく計算方法です。価値計算にも提供するための時間は含まれることがありますが、主にブランドやノウハウをいかに高めるかを重視しています。

ルイ・ヴィトンなど世界的なブランドは、原価は価格ほどしないと思いますが、価値がとても高いですよね。

価値計算がおすすめな理由

原価計算は、強者が勝つ戦略です。

例えば、居酒屋で原価から計算するとビール、焼き鳥、漬物などは、どこのお店でも美味しいですし、価格も大きくことなることはありません。(ビールはだいたい350~500円くらいです)

当然、こだわりや美味しさなどはお店により差があるとは思いますが、どのお店でも似た、メニュー・価格となってしまいます。もし、全く同じ商品・サービスの場合で考えると、個人経営のお店と全国チェーンのお店では仕入れの価格が全く変わります。

そして、全国チェーンの大手企業は仕入れが安い分、価格の値下げを行うこともできますし、大々的な広告を打つことも可能となります。

これが、モノが不足している時代であれば、全体の消費が増えるため、原価計算からの商品・サービスが多くても売れましたし、インターネット社会でなければ、消費者は情報を比べることができないため、地域の商店街も賑わいがありました。

しかし、モノと情報が溢れている現代だと、原価計算から商品・サービスを考えると競合が増え、そのお店から買う理由がなくなってしまいます。

価値計算の事例紹介:料理教室

原価計算ではなく価値計算をしている事例として料理教室が非常に興味深いです。

3,000円以上のランチを食べるという人はかなり少数だと思います。
例え、高級ストランでのランチだったとしても特別な日に行くかどうかではないでしょうか。

料理教室は、1回参加するのに1人3,000円以上しますが、多くの方が通います。利用する食材は、特別高級なものではありませんし、作るのも自分たちです。原価を計算すると高級レストランとは比べ物にならないくらい低いと思います。

原価計算から考えると3,000円のランチは、高級食材を使う必要がありますが、価値計算から考えると3,000円のランチは、料理をつくる体験ができる場になります。

まとめ

今回の記事では、原価計算と価値計算について紹介しました。
そして、これからの時代に生き残るためには、「原価」を高めていくわけではなく、「価値」を高めていくことが重要です。ついついその業界での仕事が長くなると、悪い意味で普通の選択肢をとってしまうので注意が必要ですね。

 

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