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仕事における”感情”の上手な活かし方を考えてみた【感情はなんらかの手がかり】

仕事における"感情"の上手な活かし方を考えてみた【感情は何かの手がかり】

みなさんこんにちは。
リプロネクストセールス/ディレクターの河合です。

 

早速ですが、今日は「感情」をテーマに書き綴っていきます。
よくあるような「感情をコントロールする」とか、そういう話ではなく、「感情をうまく活かす」方法を探っていきたいと思います。

 

一つのチームとして何かに向かう時、あるいは異なる人・組織と一緒になって何かに取り組む時、そして、自分自身が前に進んでいこうとする時、「感情」はアクセルにもブレーキにもなり得ます。
どうすれば感情をよりよく見つめ、よりよく活かしていくことができるでしょうか?

 

 

僕が感情に目を向けるようになったきっかけ

小学生の頃のある日の出来事です。
僕はいたずらのつもりで、一番仲の良い友人のズボンを下ろしました。
すると友人は怒り、僕を殴りました。

(安心してください、その友人とは今でも仲良しです笑)

 

僕は当時、なぜ殴られたのかということが、全く理解できなかったのです。
なぜなら、ズボンを下されることは、僕にとって嫌なことではなかったから。
少しのいたずらで、みんなが笑って、本人も友達にいじられて少し嬉しいのでは、という想像すらしていました。

 

僕は困惑していましたが、じっくり考えてみると、「自分がされて嫌なことは、他の人にもしないように」という教えは、間違っているということに気づきました。自分がされて嫌ではないから、他の人にしても良いという解釈の余地がそこにはあったのです。
僕は、人それぞれの感覚/感情が違うということを、その体験によってはっきり認識するようになりました。そして、「他の人の感情」に目を向けるようになりました。

 

NVC

社会人1年目、僕はNVC(non violent communication)というものに出会いました。それは僕にとって衝撃的な体験でした。
NVCは自分と相手の感情を手がかりに、「Needs ≒ 本当に大切にしたいもの」を見つめるというもの。僕はそこで初めて「自分の感情」に目を向ける体験をしました。そしてそれは、とても難しいことなのだと知りました。

 

「感情」というものは、目に見えるものではないし、はっきりと鮮明に認識できるものではありません。それは、他人の感情であっても、自分の感情であっても。

でも、日々生活していく中で、そして仕事をしていく中で、常に生まれているエネルギーです。それを上手に活かすことができれば、より健やかに、よりよい仕事ができるのではないかと思うのです。

 

「感情」とはそもそも?

さて、「感情」とはそもそもなんでしょう。
そう聞かれると意外と難しくありませんか?

 

天下のwikipediaさんにはこう書かれています。
– 人などの動物がものごとや対象に対して抱く気持ちのこと –

 

NVCでは、そんな感情をリストにしてまとめてくれています。

気持ち/感情リスト

 

ここには、たくさんの気持ち/感情を表す言葉がリストになっています。
例えば、「どきどきした」「はまっている」「いきいきした」「情熱的な」「信頼している」「はればれした」「こわい」「イライラする」「ヘトヘト」「落ち込んだ」…など。

 

それでは、これらの感情はどうやって、そしてなぜ作り出されているのでしょうか?
実は、外の刺激に対して危険かどうか、有益であるかどうかを無意識的に、そして一瞬のうちに判断するものが「感情」というものらしいです。つまり、生き物として、生存していくために必要な判断を下す最初の通り道なんです。

 

考えるよりも先に反応しているもの、それが「感情」です。
なんだかわからないけれど笑ってしまう・ドキドキする・汗が出る・お腹の奥が痛くなる…などの体感覚も、その一部だと思います。

かわい

ちなみに、「腹落ちする」「腑に落ちる」といった言葉もありますが、小腸も感情の形成と密接に関わりがあるようですよ!(なんかのセミナーに参加したときに聞きました)

 

先ほど、「考えるよりも先に反応しているものが感情である」と述べましたが、正確にはそれだけではないみたいです。

 

一説によると、身体の反応を前後の文脈と照らし合わせて解釈し、ストーリーとして結びつけるために生まれる感情もあるとのこと。

 

例えば、お母さんが怒っている途中で電話が鳴り、電話で話している時はご機嫌に話していたけど、電話を切った瞬間にまた怒りだすという場面。みなさんも経験があるのではないでしょうか?まさしくあれです。

 

前置きが長くなってしまいましたが、こんな前提を頭に置きながら、感情の活かし方について考えていきます!

人や世の中が複雑だからこそ、感情を上手に活かしたい!

その前にまず、なぜ、感情を活かしていきたいと考えているかを少しだけお話ししておきたいと思います。

 

その理由としては、人は元々複雑な生き物である上に、世の中の複雑性もますます増してきているという背景の中で、以下のようなことが求められると感じたからです。

 

・変化の早さに対応し、素早く適切な判断をすること
・異分野同士の協働によって新しい価値を生み出すこと
・人と人とが信頼し合いながら目的に向かって進んでいくこと
・上記のような関係性を育んでいく時間や場をつくること

 

ここで鍵になってくるものの一つが「感情」なのではないかなと思ったのです。上手に活かしていければ、「感情」が何かを察知する手がかりになったり、「感情(直感)」が判断の材料になったりするのかもしれません!

 

やっと本題です!
ここからは、どうやったら「感情」を上手に活かしていけるのか、具体的に掘り下げていきます。

 

1.自分と相手の感情に目を向ける

まずは、これに尽きると思います。
一つひとつの出来事に対して、自分と相手にどんな感情(エネルギー)が生まれているのかを想像してみます。

 

相手の場合は、

「怒っているかな?」「喜んでくれたかな?」

などと、自分の感情と結びつけたりするのではなく、ただただ認識する/受け止めるということが大事なのかなと思います。

 

自分の感情をうまく掴むのは難しいなと思います。

「〜されて怒っている」「〜してくれたから嬉しい」

など、相手の行動と結びつけるのではなく、まずは他のものから切り離して、感情そのものを味わってみるのが良さそうです。

2.感情を手がかりに、自分と相手の「大切なもの」を感じる

感情を、他のものから切り離して、感情そのもののエネルギーを感じることができたら、それを手がかりに自分と相手の「大切なもの」を想像してみます。

 

かわい

この部分は特にNVCの考え方をお借りしています!

 

その感情は、「大切なもの」が満たされているとき・満たされていないときに生まれるものだから。

 

例えば、「受け入れられること」「あたたかさ」「高め合うこと」「誠実さ」「整理整頓」「休息」「配慮」「発見」「効率性」…など。

 

「なんであの人は〇〇なんだ!」と怒るのではなく、「あの人は〇〇を大切にしているんだな」という理解・共感・その後のより良いコミュニケーションにつながるのかなと思います。

 

3.理性と本能を行ったり来たりしてみる

感情には、前後の文脈をストーリーとして繋ぐというものもあると前述しましたが、本能的な感情もあれば、理性的な感情もあるのだといえます。

 

出来事が起きた瞬間の感情と、あとからじわじわ生まれてきた感情をどちらも味わってみるということもまた新たな発見ができそうですね!

 

4.感情を表現してみる

ここは僕が最も苦手としているところなのですが…。感情を体や表情で表現してみることで、自分の体に現れる何かがあります。例えば、「震える」「小さくかがむ」「汗が出る」「脈が早くなる」「体がこわばる」など。
その体の感覚を手がかりに、感情や「大切なもの」をより鮮明に理解することができるのだとか

 

ただ、これは大人にはなかなか難しいですし、必ずしも感情をストレートに表現することが良い場面ばかりではありません。

 

何かモヤモヤしていることがあったときに、1人きりの時にモヤモヤを整理したり、自分自身のことを理解したりするためにやってみても良いかもしれません。

 

5.個々ではなく、集団として1~4に立ち戻る

個人的には、2つ目とこれがとても大事だと思います。
社内外の一緒に仕事をする人と仕事をしていく上で、個人としての感情や「大事にしたいもの」は、もちろん受け止め、尊重していくことが大切です。

 

ただそれに加えて、集団・組織としての感情(エネルギー)/大切にしたいものについて、日々感じていくことがものすごく重要なのではないかなと思いました。そしてそれは社内であっても日々変化していくものだとも思います。

 

例えば、案件が重なってみんなが忙しく働いているとき、組織として「わくわくする」「力がみなぎる」というような感情(エネルギー)もあれば、「へとへと」「不安な」といった感情(エネルギー)もあるかもしれません。
そんな時、少し一息つく瞬間を必要としていたり、ミスのないようにしっかりと確認する時間を必要としているサインとして、感情(エネルギー)が現れているのだと思います。

 

かわい

いま、個人・組織として必要としていることを感じるためにも、これから「感情」に目を向けつつ、味わっていきたい!

 

感情は、なんらかの手がかり & 判断材料になる!

感情を上手に活かしていくことで、何かのヒントになったり、判断の材料となりそうだということがわかりました。いろいろと試したり学んだりしながらもう少し感情について考えていきたいなと思いました!

 

いやあ、人間って、面白いですね!

 

それでは、今日のブログはここまでです。

だらだらと考えてみたことについてお話ししましたが、読んでくださりありがとうございます!!!

それでは〜〜〜〜。

 

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河合
河合
営業部 ディレクター
2019年に教育系NPO法人との兼業という形で入社。2021年からは一本化し、毎日わくわくと働いています!
群馬県みなかみ町出身で、大学進学を機に新潟へ移住。好きな言葉は「明鏡止水」。お酒が好き&料理男子の一面も。