
「Creed Rise to Glory」というVRゲームの体験版を実際に試してみました。
実は映画『ロッキー』のスピンオフ、『クリード』タイアップ作品!ロッキーファンとしてはたまらないですね。(ちなみに、私が中学校の3年生の時の英語の授業は1年の1/3くらいが、なぜかロッキーを英語で見るという授業でした 笑)
それでは、今回はこちらを体験してみたので、その感想を皆さんにお伝えできたらと思います。
ジャンル : ボクシングゲーム
コントローラー : Move専用
視点 : 常時1人称視点
異動方式 : 自由移動
公式サイトはこちら
ゲームが始まるとまず感じることは、驚くほどリアルだということ。
対戦相手の黒光りしているムキムキな肉体、グローブのしわ、観客、天井や床に至るところまでリアルに作り込まれています。
ヘッドセットをしていると、本当にこの強面ムキムキボクサーと対峙しているかのよう。
正直、最初はとても怖かったです…。
基本的には、コントローラーを持った手で操作をします。
パンチは大振り且つ素早ければ威力は高くなるようです。
防御はこぶしでブロックをするか、しゃがんで避けます。
防御をしつつ、敵の隙を見て攻撃をするというのが基本の動き方ですね。
アッパーは射程が短く、なかなか当たりにくいですが、一歩踏み込むことで当てやすくなりました。
打ち合っていると、様々な演出がありました。
まずは、自分への有効打。上がってしまった手をその位置に合わせて、素早くガードに移ります。
逆に相手に有効打を与えたときは、続けて緑色の印がついている部分を狙って連打することでかなり大きなダメージを与えることができます。
そして、自分がダウンしてしまった時、意識がリングから離れていってしまいます。そんな時は急いでコントローラーを振ってリングに戻ります。
いずれの動作も激しくコントローラーを振りながらのプレイになるので、広い部屋で無線のコントローラーが望ましいかなと思います。
ちなみに、私はOculus Questという機器を使って体験しました!ケーブルもなく、操作も非常に直感的で簡単でした。
グローブを突き合わせて、いよいよ試合開始!
ムキムキの大男が殴り掛かってくるという、普段ありえない光景に恐怖しながらも、必死に攻撃をガード。
大振りのパンチは隙が多く、慣れてくると大体の攻撃のタイミングが分かってくるようになりました。
アッパーは空振りばかりでしたが、細かくジャブを打ちこみながらダメージを蓄積させていきます。
そして、大きくパンチを打ち込んできたところに合わせて渾身のカウンター!
目の前で戦っていた大男が床に伏している姿は、何とも言えない光景でした。
ボクシングは好きで、よく試合をテレビで見るのですが、まさか自分がリングに上がり、そして勝利する日が来るとは…。楽しみながらも、この世界に入り込んでアツくなっている自分がいました。
(途中、入り込みすぎて事務所の壁を殴ってしまったことは内緒です。)
とにかくリアルで本格的なゲームでした。
自分がダウンした時、リングが遠くに見えるような演出も、実際に意識が遠のいているような感覚になりました。1つ1つ演出が、実際のボクシングの感覚を味わえるよう細部までこだわられているということを感じます。
また、1試合を終えるとなかなかの運動量になると思います。「外にはあまり出ることができないけど、自宅で手軽に運動をしたい」というときにぴったりかもしれないですね。
体験版だけでも十分面白いのですが、本編では「ストーリーモード」・「フリーモード(対戦相手を選んで戦ったり、トレーニングを行うモード)」・「PvP(オンラインでの対人戦)」を行うことができるのだとか。
そして、映画『ロッキー』の主人公であるロッキー・バルボアや、宿敵アポロ・クリード、アイヴァン・ドラゴなど、様々なキャラクターと戦えるのも魅力なんです。
皆さんも、まずは体験版からやってみてはいかがでしょうか。