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元銀行員が若手時代の失敗を語る【2020年は半沢イヤー】営業アシスタント佐久間のブログ

元銀行員が若手時代の失敗を語る【2020年は半沢イヤー】営業アシスタント佐久間のブログ

「そうだ〜ロスジェネの逆襲読もうー!

あれ??ない?ない????あーーー実家に置いてきたーーーーーー」

 

オレたちバブル入行組

オレたち花のバブル組

 

の、実写化から7年。いよいよ続編のドラマが4月から始まりますね!楽しみ〜( ^ω^ )

 

池井戸潤先生の小説は実写化する前から好きで好きで、中でも「不祥事」は私にモロストライクされちゃって(?)なんでこんな面白い小説実写化されないんだろ〜ってずっと思っていたので「半沢直樹」が始まったときはとても嬉しかったです。(ちなみに「不祥事」は半沢ではなくて花咲舞ちゃんです)

 

小説などが実写化されると、自分の中で作った世界が崩されてしまうことが往々にして起きてしまうので、「堂々の実写化!!」なんて楽しみに見ていたらガラガラと自分の中で音を立てて崩されていってしまうあの残念さったらない(何様)

 

その点ドラマ半沢直樹は優秀!!あのドラマは本当に素晴らしかった!!(だから何様)

渡真利さんのキャスティングナイスだと思わない??渡真利さん最高。渡真利さん大好き!!

あとさーあとさーもっと話してもいい??(だめだこりゃ)

 

 

(一度冷静に戻って)えーと、今日のブログは私の銀行員時代の話をしていきたいと思います。

 

あ、そうそうこないだ長男と2人で東京旅行してきました!

 

将来は「ママと結婚する」と言ってくれてます。本当にかわいい子だな。

 

さて絵に描いたような幸せな家族を自慢したところで本文をどうぞw

 

そもそも銀行って何してるの?

 

銀行に用事がある人ってほとんどがATMで入出金するか、税金の支払いや振り込みなどで窓口に行く、といった感じで実際会ったことがある銀行員ってたいていが窓口の人ではないでしょうか?

私も銀行で働き始める前まではそうでした。でも中に入ってみると、いろいろな役割があることを知りました。

 

支店ではハイカウンターでいろいろな手続きの受付、ローカウンターで資産運用に関する相談、渉外係の人は日中ほとんどいなくて、融資の人はPC見ながら静かに仕事してます。他にも事務集中の部署やコールセンター、また支店を統括したり様々な取り組みを行なったりしている本部の方もたくさんいらっしゃいます。

 

佐久間は何をしていたのか

 

私は支店の後方で事務をひと通り勉強したのちに、主に窓口を担当しておりました。

個人も法人も様々な手続きがあって、覚えても覚えても次から次へと業務は山のように降ってきます。1番苦労したのは相続手続きでした。煩雑もう煩雑。故人の生涯の戸籍謄本を見る機会がありますが大正や昭和初期の謄本なんかもう文字がぐじゃぐじゃで難解。眠たくさえなってくる。

 

覚える仕事はまだいい。問題は営業推進で役務収益獲得のためにそれぞれに目標数値が課されますが、達成できなかったとき「これどうするの?」と訊かれてしまってはぐうの音も出ない。

 

私は事務が好きで得意である。私が銀行の仕事を続けられたのはどんな大変な事務作業もやり切ったときの達成感があったからです。(6年で辞めたのに続けたって言えるのか?っていうつっこみは入れないでくれよな 三┏( ^o^)┛)

 

「銀行って1円でも合わないとわかるまで帰れないんでしょ?」の答え

その通りです。勘定が合わないとき原因がわかるまで帰れませんでした。しかも本当に1円合わなかったことがありました。

 

一体どこで間違えていたのか。全員で伝票の数字を探っていきます。

 

…犯人は私でしたw

お客さんから1円多くもらい過ぎており、ヤバっ!!と思って電話をかけたらなんと「今ちょうどATMにいますよ。」という奇跡が起きていた。(すぐ返せてほんとによかった)

顧客に連絡してもつながらないことは普通にあります。「絶対間違えないようにしなきゃ」と本当に毎日ヒヤヒヤしながら仕事していました。

 

もっとひどい失敗したことあるよ

みなさんは小切手や手形のルールを知っていますか?しばらく銀行の仕事をしていないのでどこのエリアの小切手は何日で現金化するとか細かいことはもう忘れましたが「2回不渡りを出したら取引停止処分」という大事なことは覚えています。

 

私はクレジットカードの引き落としで「あっ今月残高たりるかな!?」とひやっとすることがよくあるのですが笑、口座の残高が足りなかったら引き落とされないですよね?

 

小切手・手形も同じで、当座預金を持っている会社が「先日小切手振り出したのにその分入金していなかった」なんてことがあれば決済ができません。

 

事件は私が入行して2年目に入ったぐらいのときに起きた。

 

さっき話した小切手・手形の決済ができなければ「不渡り」になってしまいます。それを防ぐために午後くらいになると当座預金の未処理項目がないかを毎日行員が確認しています。

 

その確認をするのは預金係であれば誰でもいいのですが、私がいた支店では「新人の仕事」とされ毎日私が確認して、有給を取るときは引き継ぎ項目として確認漏れがないよう誰かに伝えるようにしていました。

 

が、うっかり忘れてしまった日があったんです。

 

ほとんど毎日が「今日もないな」と確認を済ませていたのですが、うっかり忘れていた日に

限って決済されてない小切手がありました。

 

決済を担当している部署から電話がかかってきます。

その電話を受けた行員から「当座の未処理見た?」と声をかけられた途端にサーーーっと青ざめていきます。

 

しかもその電話がかかってくるのはたいてい閉店後。勘定を合わせる時間まであと何十分かのところです。

 

即座に顧客へ電話をかけましたが定休日だったようで全くつながりません。

 

上司に「つながりません」と報告。上司に怒鳴られるわ、他にも終わらせなきゃいけない仕事があるわでもう気が気じゃありません。

 

どうなったの!?!?!?!?

その顧客は融資取引もある会社だったので、融資担当の行員がその会社まで直接行ってくれていました。が、やはり誰もいなかったようで、社長の携帯に連絡をして急遽他の預金から振替手続きをする許可を得て、無事小切手は決済され事なきを得ました。

 

一行員の「うっかり忘れちゃった」であやうく不渡りを出すところだったのです。

 

いや、冷静に考えたら入金を忘れてた会社も悪くないか!?

 

でも支店内では「確認をしなかった新人のミス」とされ、次の日私は死んだ魚のような目をしながら事務ミス報告書を書いておりました。

その報告書は本部に提出するばかりか、支店内に回覧され事の顛末を全員にバラされるのです。

 

いいんですよ。私が悪いんですから。別にバラされたっていいんだ。

 

「誰にだってミスはあるじゃないですか。それがたまたまこういう結果になった。それだけです。ミスをしない人はいませんから」

『不祥事』 著:池井戸潤(講談社文庫) / 激戦区 花咲舞のセリフより

 

こんなことを言ってくれる人が近くにいたら、私は仕事中何度も死んだ魚の目にならなくて済んだのだろうか?

 

私の机、池井戸先生の小説。

(半沢シリーズもろとも実家に置いてきたみたいだ)

 

これから社会人を迎えるみなさん、世の中を渡り歩いているみなさんへ

 

「失敗は若いうちにした方がいい」なんて言葉は耳にタコができるほど聞いてきました。

でももし自分が失敗に直面してしまったときは?

「ま、こんな日もあるよね〜(゚∀゚)」と自分を責めずに許してあげることが大切だと感じています。他人が許さなくても自分の中でだけは許してあげてほしい。私はここにいるべき人間ではないのか?と考える前に、この失敗の経験は誰かが同じことを2度と起こさないことを考えるためのチャンスだったんだ!!と捉えて欲しい。

 

今後もしあなたが何かを挑戦するにあたり「失敗は許されない」なんて考え方でいたらこの先に成功はありますか?

失敗しなくて済むようなみんなと同じ方法をやっていても、今の時代成功するとは限らないのですから。

 

成功するにはリスクはつきもの。

「大切なのは9回失敗しても次の成功に向けてまた挑戦できる体力と気持ち」

と予ねてより代表の藤田が伝えている通りだと感じております。

 

最後に

私がやらかしたことはこれだけにはとどまりません笑

4月から企業に内定している学生のみなさん、大丈夫ですよ(^ ^)失敗したら私がなぐさめてあげます!!(いらない)

 

ではまた1ヶ月後にお会いしましょう♪