
〈最終更新日:2021年2月11日〉
「VRはやっぱり高画質で楽しみたい」という方も多いと思いますが、そういった場合は4KのVR映像が楽しめるヘッドマウントディスプレイ(HMD)がおすすめです。4Kという超高画質でVR体験をすればもっと没入感を味わえるので、よりリアルな体験を伝える少人数のイベントや打ち合わせには最適です。
今回は、高画質なVR体験ができるVRゴーグルのメリットとおすすめヘッドマウントディスプレイ(HMD)をご紹介していきます。
目次
ここでは4KのVR映像を視聴できる高画質VRゴーグルのメリットについて2つご紹介します。
・高い没入感を得られる
・VR酔いをしにくい
それぞれ詳しくみていきましょう。
高画質VRゴーグルのメリット一つ目は、高い没入感を得られることです。
高画質になることでどんな映像も繊細に表現でき、従来のVR映像よりリアリティーあふれる体験ができるようになります。4K映像はフルハイビジョン映像の4倍もの画素数になるといわれており、より現実感のある映像が味わえます。映像がきれいであるほど臨場感が高まるので、リアリティーのある映像が楽しめるでしょう。
高画質ゴーグルのメリット二つ目は、VR酔いをしにくいことです。
VR酔いとは、VR映像を視聴することで乗り物酔いと同じような頭痛やめまい、吐き気などの症状を起こすことです。VR酔いの主な原因は、脳と身体が覚える感覚の不一致によって生じるといわれています。画像処理やレンズの歪みによって、画像がきれいとはいえない状態だとVR良いを起こしやすい状況になります。
そのため4KのVR映像だと比較的VR酔いをしにくくなるのです。
■関連記事:VR酔いの症状と原因、対策法を紹介【用法用量を守って使おう!】
ここでは4KでVR映像を楽しめるヘッドマウントディスプレイ(HMD)を5つご紹介します。
・PlayStationVR
・PIMAX 4K VR
・SKYWORTH S1
・Pico G2 4K
・Reberb
それぞれ詳しくみていきましょう。
出典:playStation.com
4KのVRを楽しめるHMD一つ目は「PlayStationVR」です。
VRといったらこのPlayStationVRを思い浮かべる方も多い、人気あるHMDです。PlayStationVRでは4K動画の再生ができます。NetflixやYouTubeなどの4Kコンテンツに対応しており、鮮明な画質で映像を楽しめるようになっています。
4K動画はきれいな画質で視聴できる分、再生のための処理負荷が大きくなるのですが、しっかり対応しているHMDです。
■PlayStationVR 公式サイトはこちら
出典:4gamer.net
4KのVRを楽しめるHMD二つ目は「PIMAX 4K VR」です。
PIMAX 4K VR は中国Pimax Technologyによって開発されたHMDです。商品名から4K映像に対応していることが確認できます。
レンズにはブルーライトカットや曇り防止加工が施されており、使いやすさに期待できる一台です。画質は高いですがトラッキング性能は低く、スマホ並のため、そこは残念なポイントです。
■PIMAX 4K VR Amazonページはこちら
出典:VR japan
4KのVRを楽しめるHMD三つ目は「SKYWORTH S1」です。
こちらは、中国のテレビ・家電メーカーであるSKYWORTHグループが開発したHMDで、4Kを通り越した8K映像を体験できます。
SKYWORTH S1は高性能のSamsung Exynos 8895プロセッサ(データ処理装置)を搭載しており、8K VR 映像(mp4 形式)のハードウェアデコーディングに対応した一体型です。一体型のため、PCとの接続なしで利用でき、使いやすいと定評があります。
■SKYWORTH S1 公式サイトはこちら
出典:Pico G2 4K
4KのVRを楽しめるHMD四つ目は「Pico G2 4K」です。
Pico G2 4Kはスタンドアローン型のHMDの一つです。276gと非常に軽量に設計されており、長時間使用しても重量を感じないほどの軽量ボディに仕上がっています。
その優れたデザインからアメリカCESでイノベーションアワードを受賞するほどです。
■Pico G2 4K 公式サイトはこちら
出典:mogura vr
4KのVRを楽しめるHMD五つ目は「Reverb」です。
こちらは、2019年3月19日にHPから発表されたHMDです。Reverbはヘッドホンが搭載されており、映像のみならず音でも臨場感を演出してくれます。4KVRは比較的、高価なモノが多いですが、価格が5万円代とリーズナブルなHMDです。
■Reverb 公式サイトはこちら
この記事では、4KでVRを楽しめるヘッドマウントディスプレイ(HMD)をご紹介しました。
VR映像が4Kで視聴できるようになり、鮮明さに磨きがかかった映像を楽しめます。VRを4Kで楽しめるようになり、ますますVRの市場は拡がりを見せるでしょう。
今後のVR技術の発展には目を離せませんね。